どうもこたにんです。
ゲーム感覚、ゆとり世代というかゲーム世代だと言われがちな言葉。
ポジティブに使ってもいい言葉なんじゃないの、って思いました。
というのがこちらのツイート。
「ゲーム感覚」で作業できるのって有用なスキルだと思う。
— こたにん@エンジニアリングリクルーター (@Kotanin0) January 13, 2019
短期的に集中して取り組むとか、クリア時の報酬を設定するとか、同じ作業をどんどん効率化していくとか、少しずつレベル上げてより大きな作業ができるようになるとか。
ゲーム感覚があることで、現実世界の作業をコントロールできる気がする。
これについて、わたしが何を思ったのかを掘り下げます。
はい、目次どんっ!
ゲームとは
そもそもここでいうゲームとは、試合という意味では捉えません。
コンピューターゲーム、テレビゲームのことを指します。
そのコンピューターゲームをする感覚というのが、ゲーム感覚。
ゲームにも様々なジャンルがあります。
アクション、アドベンチャー、格闘、RPG、シミュレーション、音楽、パズル、シューティング。。
詳しくはWikipedia先生よろしく。
ゲームを楽しいものたらしめる要素
これら様々なジャンルのゲームにおいて、ゲームを楽しませる要素というのもまた様々です。
ゲームが楽しいと思える要素、というのがいろいろあります。
- ステージをクリアする喜び
- 運に左右される怒り
- 強い敵に勝てない哀しみ
- キャラクターを育てる楽しみ
感情的な部分を刺激することで、ときには中毒的にハマってしまうのがゲーム。
ゲームにハマってしまう要素
ゲームは楽しむのと同時に、中毒的にのめり込んでしまうものです。
それは先ほどの感情的な部分に加えて、ゲーム内でのコントローラブルな部分があるのかなと思います。
コントローラブルと言っているのは、自分の意思で能動的に制御できることを指します。
例えばいろんなゲームを想像すると、以下のようなことです。
- 短期的に集中してプレイする
- クリア時の報酬を欲しがる
- 作業を効率化する
- キャラクターのレベル上げをする
- スコア・ランキングを上げる
- 難解な問題を解く
これらは、ゲームを自分の制御下で楽しんでいる行動ではないでしょうか。
この行為こそ「ゲーム感覚」と言われる行動のひとつひとつなのかなと思います。
これらをもう少し掘り下げてみます。
短期的に集中してプレイする
格闘ゲームがいい例ですね。
数十秒という短い時間で超集中して1フレーム単位で敵と相まみえる。
それはもうものすごい集中力で、手元に狂いなく操作するプレイング。
この集中力は、どういったケースでも通用します。
1時間後の会議に備えて超急いで資料を作らなければいけないとき。
ハッカソンなど時間制限のある中で最大限のアウトプットをしたいとき。
それはもうゲーム感覚で集中する、良き。
クリア時の報酬を欲しがる
アドベンチャーゲームや最近のソシャゲに多いのはこれです。
ダンジョンやイベントなどをクリアすると特別なアイテムが手に入るようなもの。
その報酬欲しさにアイテムボックスを整理したりキャラ装備を備えたりする。
この準備力は、仕事や作業を整理する上で非常に役に立ちます。
KPIに従ってやるべきことを洗い出したいとき。
ベネフィット目的に行動を起こしたいとき。
それはもうゲーム感覚で整理整頓する、良き。
作業を効率化する
RPGでありがちです。
後述するキャラクターのレベル上げやアイテム回収など、作業的になるようなもの。
雷平原的なね。
この効率化は、作業タスクをこなす上で必須です。
ルーチンワークのオペレーション数をいかに減らすか手段を考えたいとき。
作業の完了時間を見積もるために適切な時間計測をしたいとき。
それはもうゲーム感覚で効率化する、良き。
キャラクターのレベル上げをする
これもRPGでありがちですね、強いキャラクターに勝つには育てなければ。
序盤では敵わない相手でも、地道に育てていけば必ず勝てるときが来る。
Lv10にも満たないときにガウル平原で突然出てくる縄張りバルバロッサ的なね。
この努力は、どのような業種においてもあって然るべきものです。
プログラミングスキルを向上させてより高度なタスクをこなせるようになりたいとき。
理解力説明力を高めてより視座の高いステークホルダーと会議をしたいとき。
それはもうゲーム感覚で自分を高めていく、良き。
スコア・ランキングを上げる
音ゲーやシューティングゲームに多いです、スコアアタックやランキング狙い。
他のプレイヤーとの実力差を確定的に明らかに図ることができる。
より自分を鼓舞することができる、モチベーションに繋がりますね。
この指標は、自己啓発自己成長をしていく上で大事なものです。
他人と比べることで自分の未達な部分を発見したいとき。
過去の自分を超えたいとき。
それはもうゲーム感覚で自分のスコアリングを上げていく、良き。
難解な問題を解く
パズルゲームはこれですね、アドベンチャーやRPGでも謎解き要素ありますね。
とにかく頭を使って知恵で謎を解く、論理的思考がモノを言うところです。
レイトン教授シリーズの脱出パズル、最短80手以上の激ムズパズルは忘れない。
この論理的思考は、とにかくどういうケースでも発揮できる能力です。
とある事象の発生状況から原因を特定したいとき。
ものごとを人に適切に十二分に伝えたいとき。
それはもうゲーム感覚で論理的にものごとを解決していく、良き。
「ゲーム感覚」で作業できるのって有用なスキルだと思う
んだ。
上記6パターンはあくまでも思いつきで挙げたものです。
ゲームというのはこれ以外にもいろいろな要素があるとても面白いもの。
非電源ゲーム(ボードゲームとかその類)でも何か参考になる考え方はあるのかもしれない。
今回のゲーム感覚についての掘り下げで伝えたいこと。
たかがゲーム、されどゲーム。
ゲームで身につくのはゲームの知識と実力だけではない。
自分の仕事や生活に還元できる有用なスキルが身についているのです。
それを意識してみると、よりゲームが生活が素敵なものになると思います!