Binary Diary

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時は金なり

どうもこたにんです。

はい、目次どんっ!

 

時は金なり

「時は金なり」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
時間はお金を生むんだよ、とは少しばかり違うので、きちんとした意味を。

時は金なり - 故事ことわざ辞典

時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという戒め。

らしいです。
時間というものは、お金と同じくらい大事だよ。
タイムイズマネー。

ここで少しわたし自身の話。

わたしにとって人生におけるいちばん大切なものは、時間。
全てにおいて、時間を軸にしている。

集合時間ピッタリに待ち合わせ場所にいく。
単調作業の繰り返しはより短い時間少ないアクションでこなす。
行列に並ぶときは何分待つのかを正しく聞く。

すごいせっかちで狭い考え方のようにも思われることもあるんだけど。
それでもいい、とにかく時間というものを一番大事に生きている。
そんな時間のことを言っている言葉が「時は金なり」なのです。
とても素敵な言葉だと思う。

ここからが本題。

時間を買う

時間は、お金と同じくらい貴重なものです。
しかし、人生において、時間とお金は可逆的なものだと思っています。
不労所得、ギャンブル当選、などのケースは考慮せず)

お金を手に入れたいのであれば、時間をかければよい。
それは時給制で働くこと、サラリーを得ること、物を売買すること。
時間を支払って、お金を手に入れる。
それは今この世界で生きていく上で、ごく自然なことです。

その逆も然り。

時間を手に入れたいのであれば、お金をかければよい。
新幹線の特急券は、歩くと何十時間もかかるところを2時間で移動できる。
ソシャゲのスタミナ回復アイテムは、回復時間を減少することができる。
お金を支払って、時間を手に入れる。
これは案外、普通のことだったりする。

例えば、どこかにお出かけしたときに忘れ物をしたとする。
どうしても出先で必要になる2000円のポータブル充電器を自宅に忘れた。
一旦取りに戻ると往復1時間のロス。

そうなったときに、取りに戻るのか、出先で買い直すのか、諦めるのか。
取る行動によって、お金・時間・その他の重要性がわかる。
もっと言うと、自分がどの軸を最も大事にしているのかがわかる。

往復1時間で2000円の充電器を取りに行く、1時間で2000円を買った。
出先で同じ充電器を買い直す、2000円で1時間を買った。
諦めた人、1時間を手に入れて2000円も失わなかったが、その後に影響が出た。

どの選択でもよく、人それぞれなので正しいも間違いもない。
ただ、そこに自分の時間もしくはお金を使うことには変わりはない。

お金を使うのも、時間を使うのも、根本的には同じこと。
なので、時間とお金は可逆的。


時間は貯まらない

時間とお金で決定的に違うことはたったひとつ。
貯めることができるかどうか。

これは、例えることも深く追求することも必要ないでしょう。
単純に、お金は貯めることができて、時間は貯めることができない。

この決定的な違いこそが、時は金なりたらしめるものなのではないか。

時間は絶対的に失い続ける

先程、時間を買うという話をしたが、厳密にはそれは少し違うことで。
時間を買うのではなく、時間を失う速度を遅らせる、のです。

時間は、生きていく上では絶対的なものです。
時間軸の移動方法を知らない現世では、絶対的なものです。
その絶対的なものを、われわれはただただ消費しているのです。

失いゆく時間をいかに使うべきか。

お金をかけて時間を遅らせるのか、時間をかけてお金を生むのか。
時間もお金もかけずに無為に過ごすのか。
はたまた、時間もお金もかけて大きな翼を手に入れるのか。

そう考えると自ずと鮮明になってくる、自分の立ち居振る舞い。
時間を消費して、得るものは何なのか。
何のために時間を消費するのか。
消費した時間はいつどこでどんな効果をもたらすのか。

今一度、自分の時間の使い方、考え方を整理して掘り下げてみるといいかもしれない。
今自分がやっている行動が無駄かもしれないし、より大事に思えるかもしれない。

この記事を書いていた時間、そして今ここまで読み進めた時間は無駄ではないです。
たぶん。

 

最後に、時は金なり感の高い映画をご紹介して終わります。
時間を売買する世界を描いたSF映画、TIME。