どうもこたにんです。
_ っていう文字があります。
業務のコードで使うことがとても多い文字です。
仕事する上ではわたしは「アンスコ」って読んでます、アンダースコア。
でもふと過去を思い出してみると、アンダーバーって言ってたこともあったなと。
さらに言うと、アンダーラインという表現のしかたもしたことあるなあと。
で、「アンダースコア」「アンダーライン」「アンダーバー」読み方の違いってなんだろう。
というわけでアンケートとった
ふと気になったので例のごとくアンケートを取ってみました。
というわけではい、結果どんっ!
_ ←これなんて読む?
— こたにん@エンジニア採用など (@Kotanin0) February 15, 2019
予想以上に意見がわれた!!
今回は嗜好を競うアンケートではないので、ここからは「_」について調べたことをまとめます。
デファクトスタンダードは「アンダースコア」のようです
Wikipediaさんがこれを見出しh1タグで記載しているのはアンダースコアです。
それの真偽をグーグル検索で見てみましょう。
"アンダースコア" vs "アンダーバー"
34万件 vs 265万件で「アンダーバー」の件数が多い結果。
アンケート結果同等の多数派ですね。
でもこれって、アンダースコアの方がデファクトスタンダードなのと結果が違うぞ?
"underscore" vs "underbar"
英語で調べてみたところ、英語だと真逆の結果となりました。
2150万件 vs 1650万件で「アンダースコア」の勝利です。
同じ勝負をGitHub上で行ってみました。
こちらも圧倒的にアンダースコアの勝利です。
あれれ、どういうことだ?
「アンダーバー」は和製英語だった!
調べてみたところ、「アンダーバー」は和製英語らしい。
なるほど納得、だから日本語だと「アンダーバー」の方がマジョリティなのね。
どういう経緯か、日本ではバーと読むようです。
文字や記号を視覚的に捉える日本人らしさなのかもしれないです。
なんで「バー」じゃなくて「スコア」なんだろう?
日本語としてはスコア≒バーという感覚がないです。
スコアというと、得点や楽譜くらいしか想像がつかないです。
スコアという言葉には、何か別の意味があるに違いない。
scoreには「刻んで印をつける」という意味もあります。
その昔、家畜を数えるために刻んで印をつけたことがその由来だと言われています。
そこから、下線で文字を刻むことが、アンダー+スコア、となったのですかね。
じゃぁ「アンダーライン」は何のこと?
「アンダーライン」はシンプルに、下線のことを指すようです。
タイプライターの時代に、文字にアンダーラインを引きたいため、一度紙を戻してアンダースコアを重ね打ちして、下線を表現していたらしい。
アンダースコアを打ち続けることでアンダーラインを表現する。
アンダーラインは下線のこと、アンダースコアとの関係性はこんな感じ。
どの読み方も間違いではなかった!
「アンダースコア」「アンダーライン」「アンダーバー」、どの読み方も間違いではないです。
ASCIIの名称は「アンダーライン」、結合文字の別名で「アンダースコア」、日本人にわかりやすく「アンダーバー」。
読み方で戦争を起こそうとはせず、親和的に互いを理解してあげましょう。
最後に。
アンダースコア、っぽい感じの曲名の懐メロをどうぞ。