どうもこたにんです。
読点
読点、ってあるじゃないですか。
そうそう、これのことです、これ。
読点って、分かち書きではない日本語を文字で表現する際にとても重要なものです。
だってこれがないと、文章の受け取り方が変わってしまうから。
Wikipediaにとってもいい例が2つ挙がってたので転載します。
単語レベルで変わってしまうもの。
ここで、はきものをぬいでください。→ここで履物を脱いでください。 ここでは、きものをぬいでください。→ここでは着物を脱いでください。
これはとてもいい事案です。
声に出して読めばハッキリ違いがわかるのに、文字だと意味合いが変わってしまう。
あえてひらがなで書かれているというのもありますが、事実こうなる。
言葉の係る部分が変わってしまうもの。
警官が、自転車に乗って逃げる泥棒を追いかける。→自転車に乗っているのは泥棒。 警官が自転車に乗って、逃げる泥棒を追いかける。→自転車に乗っているのは警官。
これはとても香ばしい事案ですね。
「自転車」というものを装備している人が異なってしまいます。
声に出して読んでも発生しうるケースです、とても気をつけなければいけない。
読点ひとつ、位置ひとつで、こうも意味合いが変わってしまう。
文章を書いている自分自身が伝えたいことが、うまく伝わらなくなってしまうんです。
コンテンツ作るのも、法的書類を作るのも、こういった気遣いが重要です。
何か文字を起こすときに、読点の位置は意識していきましょう。