どうもこたにんです。
%と倍がもたらす感じ取り方の違い
数字、算数とはとてもふしぎなもので。
論理的で左脳的なものにも関わらず、右脳で感じ取ってしまうことがあります。
たとえば、消費税。
「10%」と表現されると多く感じるけど、「1.1倍」と表現されると多く見えない。
何故だか、そう感じてしまうんですよね。
それは、パーセントと倍率の使われ方の違いからきてるのかもしれないです。
パーセントは1倍未満
「パーセント」で何かを表現するときって、1倍未満であることがほとんどだと思います。
日本語で「百分率」と言われるように、1を100で分割したものなので。
基本的に100が上限値。
降水確率がいい例ですね。
100%だと、もうそれは間違いなく十全に雨。
40%だと、まあそこそこ降りうる。
だから、100%のうち10%となると、1割という少なくない感じを受け取るのかもしれない。
倍率は1倍以上
「倍」で何かを表すときって、1よりも大きな値を表現することが多いです。
面積とかかな、東京ドームの5倍の広さ、とかね。
倍率は上限はなく、どこまでも表現しやすいです。
だから1.1倍となると、倍率は青天井なので、たかだか0.1増えた、と少なく見えるのかもしれない。
「1000%」と「10倍」はどっちが大きく感じる?
「1000%」と「10倍」はどっちが大きく感じる?
— こたにん@エンジニア採用など (@Kotanin0) August 6, 2019
「1000%」は100を限界突破しているからすごく大きく見える。
「10倍」は先も言ったみたいに青天井だからそんなに大きく見えない。
アンケートの結果からも、そういうことなのかもしれない。
というわけで最後に「千%」な曲をはっておわります。