どうもこたにんです。
甲子園を見ててね、ふと思ったのです。
野球の戦術に疎いので単純な疑問なんだけど、なんで345番を上位打線、789番を下位打線とするのかしら?単純に打席に立てる割合が多くてチャンスメイクしやすいから?大きいチャンスを一気に作る方がいいのかしら?
— こたにん@エンジニア採用など (@Kotanin0) August 12, 2019
その後、ツイートは続きます。
きっと野球って、打つ守るという目に見えるところ以外に、たくさん戦術とか作戦とか心理戦とかがあるんだろうね。継投とか盗塁とか投球を読むとか。したことなくてよくわかんないのだけど。きっとそこにはデータで語れない高度なアジリティと信頼があるんだろうね。
— こたにん@エンジニア採用など (@Kotanin0) August 12, 2019
ずっと不思議に思ってたのです。
クリーンナップってなんなのだろう、って。
野球におけるクリーンナップとは
クリーンナップ、英語ではclean up。
塁に出ている走者を一掃することから、塁のお掃除屋さん、クリーンナップです。
もともとは強打者の4番を指す言葉だったのですが、日本の野球では345番を指すらしい。
クリーンナップに求められるのは、塁に出ている選手をホームベースに帰す得点力。
得点力それはすなわち、ヒットを打つ能力です。
前の打者が作ったチャンスを得点に変える、その力が求められるわけです。
なぜ345番でなければいけないのか
わたしがずっと疑問に思ってたのはここ。
なんでクリーンナップは345番でなければいけないのか。
冒頭のツイートにもありますが、論理的に理解できない部分があるのです。
チャンスメイクをものにするのであれば、打順が大事なので番号は関係ないと思ってて。
56番がチャンスメイクできればクリーンナップって789番でもいいかもしれないし。
ただ、打席に立てる数でいうとたしかに納得。
野球は通常9回、完全試合(とその類)であれば、打者は等しく3回ずつ打席に立てます。
ただ、出塁はたいていあるもので、そうなると1番から順番に打席数は増える。
これは論理的に理解できる。
でもそれであればシンプルに2番が強打者だといいんじゃないかなっておもう。
それについては友人が教えてくれた。
4番がピークになってるのが普通だけど、2番がピークになってる場合もある(MLB)ので考えられた上で前半に強打者を固めてるとは思う。https://t.co/KM7WB2jPYR
— 責任感のある犬 (@kosappi_) August 12, 2019
投手にはあまり打率を期待してないので、打席が少ない9番を用意してるのかな〜
2番を強打者にするという考え方は、メジャーではありえる話らしい。
質か量か
スポーツというのは個の力に依存する部分はあるのだけど。
それでもチームプレーであれば「つなぐ」という考え方が存在します。
チャンスを積み重ねて、一気に得点につなげる、という流れ。
それでいうと今のクリーンナップの考え方は、質に重視した考え方かなっておもう。
それは野球史として経験則として、間違いなく得点につながるやり方だから正しい。
ただ、強打者を分散させてもおもしろいんじゃないかなって思って。
従来のクリーンナップとは違くて、量で稼ぐ考え方。
それは奇を衒う、奇策というものにあたるし、ハイリスクだとは思うんだけど。
そうやって独特なゲームメイクをするのも、楽しそうだなってシンプルに思った。
野球っておもしろい
なんだかんだ言ってもわたしは野球をしたことがないし、監督でもないし。
ただの戯言なのだけど。
結局、野球っておもしろいなって。
甲子園、今年も楽しんで見るぞー!