どうもこたにんです。
頭が良くなりたいと言われて
『頭良くなりたいんです』という相談?願望?雑談?をしまして。
「それって、どういうベクトルの頭良いなの?」と掘り下げようとして諦めた。
飲んでたし。
IQ、EQ、HQ
頭の良さというのを指標にしたものとして「IQ」はよく聞くものかと思います。
ですがそれだけではなく、「EQ」「HQ」といったものもあることはご存知でしょうか。
IQ(Intelligence Quotient) は「知能指数」と言われるもので、シンプルに知能の高さを指標としたものです。
いかに柔軟に多角的に物事を捉えられるか、といった頭の良さ。
EQ(Emotional Intelligence Quotient) は「情動指数」「こころの知能指数」などと呼ばれる、人間的な能力の高さです。
自分の感情をコントロールする力(ストレスを抑えたりモチベーションを高めたり)というのはもちろん。
他人への干渉力(共感したり調和したり)というのも指標のひとつとなっています。
このような感情的、情緒的な面の頭の良さ。
HQ(Humanity Quotient) は「人間性指数」と言われる、これまた毛色の違う指数のことです。
脳の前頭前野がもたらすさまざまな感性や判断、一言で言うと「社会性」を指標にしたものです。
HQは、IQ/PQなどさまざまな指標が内包されています。
セルフコントロールや社会適合するための感情判断だけでなく、それの根拠となる知能も軸としています。
どういうときに「頭が良い」と感じるのか
シンプルに考えると「IQが高いこと=頭が良い」になってしまうんです。
知らない言葉や知識をたくさん知っていたり、計算がとても早かったり。
ですが社会で生活していると気付くことは、それだけではないということ。
知性が高くなくても人間力の高さから、その人が頭良く見えることもあります。
行動力や判断力が優れていたり、話し上手で場をうまく治めることができたり。
場面によって「頭が良い」と思える判断基準はさまざまあるのかなと。
頭が良くなりたいと言われて
ようやく冒頭の問いに導きを与えられそうです。
『頭良くなりたいんです』と言われて、それに対するわたしの返答はこうです。
「自信のある答えを適切に言える自分を作ること」ができるといいのかもね?
それが例えば仕事の会話のときに、知識として有しているものから適切な回答ができたり。
漠然とした議題から論理的(ときには感覚的)に方策を打ち立てることができたり。
場面に応じて、自信をもって発言や判断ができること、が頭が良いということなのかもしれない。
自信をつけたいのはどの場面なのか、を自分なりに決めてみること。
そうするとそのために何を身につけるといいのかがおのずとわかってくるのかもしれない。