どうもこたにんです。
学習に大事なのは「何のために」学ぶのか
エンジニア採用や育成をやっていると、仕事柄向き合うことが多い「学習」についての話題。
特に多く見受けられるのが、プログラミング未就学者や初学者に対する支援。
こんな質問をよく受けます。
「何を勉強したらいいんでしょうか?」
この質問にはいつも決まってこう返します。
「何のためにその勉強をしたいの?」
「何のために」学びたいのか
これは、プログラミングを会得していく上で、決して忘れてはならないことです。
学ぶための動機、目的意識、目標設定を明確にしておかなければいけないです。
動機と意識がないと、そもそも学習するモチベーションが継続しないので。
何のために学びたいのか、それは人それぞれです。
- 卒業単位になるから
- スキルを身につけて一人前になりたいから
- アウトプットしたいから
- 高い給料がほしいから
- そもそも学ぶことが好きだから
本当に人それぞれ、粒度もさまざま。
手段の目的化になってしまっている場合もありますが、それは今はそっとしておく。
どういう動機であろうと、動機を明確にしておくこと、それ自体が大切です。
学習というのはどこかのタイミングで突然として「何でこんな勉強してんだろう」フェーズがきます。
そのときに立ち戻る原点として、必ずハッキリとしておく。
自分が本来描いていた、何のための勉強なのかをふりかえる。
ふりかえることではじめて、学習する前の自分と、今の自分を比べることができる。
学習した効果はあったのか、学習方法に課題はなかったのか、目標には近づいているのか。
もとい。
何のために勉強をするのか、何故勉強しなければならないという心境になったのか。
それも不明瞭なまま闇雲に「何を勉強したらいいんでしょうか」というのは、何も考えてない証拠。
しかもこういうときはたいていこう続く。
「本を読む、学習サービスを使う、自作で動くものを作る、どれがいいですかね?」
正直、手段は今は本当にどうでもいい。
どうでもいいとは、突き放してるわけではなく、今考える必要がないということ。
まず何よりも大事になるのは目的。
「何のために」学習するのか。
それをはっきりさせることで、その後の具体的な手段を考えられる。
学習に大事なのは「何のために」学ぶのか。
それを今一度自分自身に問うてみて、目的意識を持ちましょう。