Binary Diary

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おみくじのことを考えていたら時間を歪める話になった

どうもこたにんです。

 

時間を歪ませポジティブに捉える

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年が明けて初詣をすると、おみくじって引くじゃないですか。
今年の運勢を占うひとつのイベントだと思うんですが。
おみくじの結果によって、解釈が変わるという不思議な事象をば。
 

大吉を引いたとき

おみくじで大吉を引くと、こんなことを言いたくなります。
「今年一年はいい年になるぞ!」
今年一年という未来に対して、期待と喜びを感じます。
大吉というおみくじの結果を、未来に投影しています。
引いた時点の良い結果を、一年に引き延ばすのです。
これって、おみくじのおみくじたるや。
一年の開幕としてとても良いスタートですね。

凶を引いたとき

おみくじで凶を引くと、こんなことを言いたくなります。
「今年一年これ以上悪くなることはないぞ!」
たとえ凶とてポジティブに捉えたいものです。
なので、凶を引いてしまったという結果を、現在に投影するのです。
この一年が凶にまみれるという考え方ではなく、この日を下限に良くなっていくと考えるのです。
引いた時点の悪い結果を現在に残し、一年に引き延ばすことはしません。
 

時間を歪ませてポジティブに捉える

大吉は未来に、凶は現在に。
おみくじの結果を「今年一年を占う」という条件で受け取れば、凶はとても残念な結果です。
ただ、年の初めは明るくいきたいもので、凶だろうとポジティブに変換したくなります。

その結果、時間的解釈を歪ませ得なくなるのです。
これは、おみくじに限らず同じことが言えます。

たとえば、何かの試合の結果。
勝ったときは「よし!この調子で勝てる!」と結果を未来に引き延ばします。
負けたときは「次から勝ってこう!」と結果を現在に残し未来に引き延ばすことはしません。

やっぱりどうしても、ポジティブに考えるには時間的解釈を歪めることになるんです。
この「時間的解釈を歪める」ということが悪いことというわけでもなく。
何かネガティブな事象があれば、少し時間を歪めるだけでポジティブに変換できるという。

ネガティブを引きずらず、マインドチェンジを強いることもなく、ポジティブに変換できる。
時間を歪ませてポジティブに捉えてみましょう。
やり方がわからなくなったら、おみくじの凶を引いたときを思い出して。