Binary Diary

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点と点はつながる

どうもこたにんです。

「点と点はつながる」

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なにかしら自分の経験、学校の授業や小さな開発案件や旅行。
なんでもいいですが、経験というものは、そのときそのときの「点」です。

人生とは、人の生きる道。
不連続な時間空間であれど、経験という「点」は積み重なっていきます。
その「点」と「点」があるとき突然、繋がって「線」になるのです。

わたしはいろんな登壇場面や金言を授けるときに、この考え方を伝えます。

かのスティーブ・ジョブズの有名なスピーチの第1節。
そのテーマはなんと「点と点はつながる」です。

彼はスピーチで「点と点はつながる」ということを、自身の人生を振り返った後に、こうまとめました。

Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life. Because believing the dots will connect down the road, it gives you confidence to follow your heart; even it leads you off the well-worn path. And that will make all the difference.

繰り返します、あなたは点を将来に繋いでいくことはできません。あなたは振り返って、それらを繋ぐだけです。なのであなたは現在の点がとにかく未来に繋がるということを信じるのです。信じなければなりません。ガッツ、運命、人生、カルマ、何でもいい。その点が繋がって道となると信じることが、あなたが自分の心に自信を与えます。たとえそれが常識的な道から外れるとしても。それが全てを変えるでしょう。

点というのは、そのときにはつながるとは思わないし、気付いていない。
あるときに振り返って、繋がること・繋がっていることがわかるのです。
その繋がりというのは必ず訪れる。
それを信じて、そのために自信をもって、なすべきことをなすのです。

とまあ、簡単にサマるとこんな感じ。
彼が言っているとなんだかとても重厚な考え方に聞こえる、ふしぎ。

でもまあそれはたしかにそうで。
みなさんも、自分の人生を軽く振り返ってみてください。
過去の経験や体験が血となり肉となり、それが今の自分を形作っていませんか?

当時は意味ないなあと思っていたネットワークの勉強も、ある案件で実力を発揮したり。
友人とハマりまくった遊びも、あるきっかけで新しいサービスとして生まれ変わっていたり。
とても達成感のあった成功体験も、より大きなプロジェクトのいち要素になったり。

まあなんだ。
種々様々な場面で、自分で体験した「点」というのがつながっていくわけです。
それが「点と点はつながる」ということ。

目的意識が薄れて、何かやろうにもモチベーションが保てないことはあるかもしれない。
でもそれは、いつか必ず繋がります。
信じて。


それでは聴いてください。
雪、無音、窓辺にて。


雪、無音、窓辺にて。 長門有希 (茅原実里)