Binary Diary

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忘れっぽい自分さよなら!Google Home でやること管理!

どうもこたにんです。

忘れっぽい自分さよなら!Google Home でやること管理!

忘れっぽい自分をやめたい。

歯を磨くときに思い出す、歯磨き粉がないことを。
必死になって歯磨き粉を振ったり絞ったりして1回分を捻り出す。
「明日買いに行こう」と心に誓いながら、強い気持ちで歯磨き粉を握りしめる。

そして翌日。
歯を磨くときに思い出す、歯磨き粉がないことを。

忘れっぽい自分をやめたい。

本記事は、こんな人向け。

  • 忘れっぽい自分をやめたい
  • 覚えておきたいけどメモアプリとか使うの向いてない
  • メモったとしてもメモ取ったことで満足して読み返さない
  • Google Homeをさらに活用したい

そういった人のための記事です。

 

 

「ねえぐーぐる、やること 歯磨き粉買う」を実現したい

忘れっぽい自分をやめるために、Google Home を頼ります。

いきなり全てを自分で覚えておく能力は手に入りません。
なので、外部記憶装置に頼ります。

メモをとるとか、ToDoリストアプリを使うとか、という手もあるのだろうけど。
「あー歯磨き粉買わなきゃ」という思いを、いちいちメモをとるのが億劫。
だけど声なら、さくっと発音するだけでいいので、できそう。

なので、Google Home を頼ります。

 

Google Home への発話をIFTTTで拾ってスプレッドシートに保存

IFTTT、というサービスさえ知っていれば、声でなにかすることは簡単です。

 

IF This Then That 形式で、サービスを連携させることができるサービスです。
UIもシンプルで優れています。

Google Home の実態は Google Assistant です。
なので、Google Assistant に発話したら、それを拾ってスプレッドシートに保存しましょう。
IF Google Assistant Then Google Sheets です。
6ステップくらいで簡単に作れます。

できあがったのがこちら。
「やること なんちゃら」って言ったら、スプレッドシートに1行追加する。

f:id:Kotanin0:20200415164831p:plain

 

Google Assistant の方はこう。
「やること $」とすることで、$の部分をデータとすることができます。

f:id:Kotanin0:20200415164843p:plain

スプレッドシートの方はこう。
yarukoto というシート名で、行のデータは日付と先の$の中身。

f:id:Kotanin0:20200415164859p:plain

これで完了。
あとは「ねえぐーぐる、やること 歯磨き粉買う」と言うだけ。

するとGoogle Drive内にyarukotoというスプレッドシートが作られます。
中身をみると、ちゃんとデータが入っていることがわかりますね。

f:id:Kotanin0:20200415165014p:plain


たったこれだけ。
これで、やることを声で覚えさせておくことができました!!

溜めたやることを見る方法を考えないといけない

やることを声を使って蓄積することはできました。
ただこれでは、いざやることを思い出したいときが厄介です。
わざわざスプレッドシートを開かないとわからないのです。

なので、ここからはこのやることリストを見れる状態にします。
ここで大事なのは「日常のルーティンに新しいルーティンを定義しないこと」です。

何を言っているのかというと。

スプレッドシートの中身を見る方法の一番の近道は、スプレッドシートを開くことです。
なので「スプレッドシートを開く」というフローを生活に組み込んだら解決します。
ただそれは、今までの日常にはなかった全く異なるルーティンです。
それを受け入れられる自信がありません。
だから今までもTrelloとかTodoistとか挑戦してきたのに挫折したんだよ。

なるべく自分の日常に自然な形で組み込むのがベストです。
なのでここからは、個々人によって解決手段が異なってくるかと思います。

スプレッドシートの中身をSlackにPOST

わたしは日常の中で、Slackを開いている時間が非常に長いです。
なので、Slack経由でスプレッドシートの中身を手に入れられると、ベストです。

ということでさくっとボット実装。
やること教えてくれる屋さん、かわいい。

f:id:Kotanin0:20200415170603p:plain

スプレッドシートの中身を拾ってPOSTするGASを書いちゃう。

function doPost(e) {
  var message = getStock();
  var response = { 
    text: message, 
    response_type: 'in_channel'
  };

  return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify(response))
.setMimeType(ContentService.MimeType.JSON); } function getYarukoto() { var spreadsheet = SpreadsheetApp.openById('[スプレッドシートのID]'); var sheet = spreadsheet.getSheetByName('[ピボットテーブル作ったシート名]'); var range = sheet.getRange('A:B'); var values = range.getValues(); var length = values.length; var message = ""; for (var i = 2; i < length; i++) { if (!values[i][0]) { continue; } message = message + i + ". " + values[i][1] + "\n"; } return message; }


コードの説明は割愛します、ぜひ過去の類似記事を参考ください。


というわけで、自分の日常に組み込んで完了!
これで、やることを可視化することができるようになりました!!

忘れっぽい自分さよなら! 

よし、これで忘れっぽい自分をやめることができそうだ。
日常で使いこなしてみて、課題があればブラッシュアップしていこう。

 

それでは聴いてください。

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