Binary Diary

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本業がプログラミングではなくなったエンジニアリングマネージャーでもコードは書くべくして書くんだなって思った

どうもこたにんです。

スキマ時間こそエンジニアリングのチャンスだと思った

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会社Slackで、とある人が、ちょっと困っていた。
業務的に困っているというよりは、「こういうことできたらいいのになあ」というつぶやきを見た。

なんか、Slack App作れば解決しそうだなって思った。
が、時間がない。
こんな日に限って、ミーティングが続く日である。

けど今気付いて思い付いたこの気持ちを、忘れたくない。
どうしたものか。
悩んでいる時間すらもったいない。

ミーティングが続く日というのは実は、スキマ時間が多くなる。
タスクに集中できない反面、ミーティングの合間に中途半端に時間が空いたりするのだ。
むしろこんな日に限って、作るチャンスなのかもしれない。

というわけでSlack APIとGCFを組み合わせて、とあるSlack Appを書いた。
たった100行くらいのJavaScriptを、ガリッと。
所要時間は積み上げで90分くらい、ほどよいコスパである。

しかも細かいところは使い方でカバーしてもらう程度に、簡易実装。
Take Agileにね、とりあえず動くもの作って提供する程度でいいからね。

完成したものを、事の発端の人にプレゼントしてあげた。
早速使いこなしてくれている。
エンジニアとして作ったものが使われている、この上ない喜びである。

本業がプログラミングではなくなったエンジニアリングマネージャーでもコードは書くべくして書くんだなって思った

少し話を逸らすと、わたしはもう仕事としてプログラミングをすることはない。
それは、自分が実装フェーズに携わってものづくりをすることがないという意味。
直接コーディングすることは、ない。

ただ今日、ちょっと作ってみて思った。
本業がプログラミングではなくなったエンジニアリングマネージャー、わたし。
それでもコードは書くんだなって、思った。

それはプロダクトのメインコードではない。
ただ、サーバントリーダーシップといいますか。
支援型な取り組みのひとつとして、業務効率を上げるためのプログラミングはいいんだよ。
長い目を見て、チームの生産性が向上する結果を生むのであればなおさら。

これもひとつのエンジニアリングマネージャーとしてのスキルかなって思った。
(ただシンプルにプログラミングしたくてたまらなくて結局他の業務を後回しにしてスキマ時間を使い切ってしまった自分を正当化する言い訳、と取り繕っておけば許されると思い込んでわざわざ括弧をつけて副音声的にコメントを入れておくという狡猾さ)

 

それでは聴いてください。

こなもん屋人情歌