Binary Diary

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密を避けるために営業時間を短縮するべきか

どうもこたにんです。

密を避けるために営業時間を短縮するべきか

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このご時世で、いろんなお店で「密」に対する取り組みがなされています。
レジにアクリルスタンド立てたり、店内の動線を一方通行にしたり。

そんな中、密を避けるための取り組みの一つとしてこういうものがあります。

「営業時間の短縮」

これは「密」というよりも、人との接触機会を減らすための取り組みです。

このご時世の対策は、大きく二分します。

  • 人との接触機会を減らすこと
  • 密を避けること

この2つの課題に対して、十全にアプローチできているのかしら?と思った。

営業時間を短縮すると起こること

お店の営業時間を短縮すると何が起こるか。
それは「人と接触する絶対的な時間を減らすことができる」ということです。
そうすることで「人との接触機会を減らすこと」に対するアプローチとなります。

ただこれは「密を避けること」に対するアプローチにはなりません。
こう考えてみましょう。

『1日に240人来店するお店』があったとします。
このお店が24時間営業だった場合、1時間に来店するお客様は10名です。

ではこのお店の営業時間を12時間に短縮しましょう。
すると、営業時間内にお客様が訪れようと考えます。
するとすると、1時間に来店するお客様は20名になるのです。

シンプルに営業時間を短縮しようとすると「密」が生まれるのです。
人との接触機会を減らすこと」に対するアプローチに目が行ってしまい、「密を避けること」に対するアプローチが逆行してしまうのです。

密も避けつつ接触機会も減らす

なので考えるべきは、2つのアプローチを同時にこなすことです。
密も避けつつ接触機会も減らすことが必要となります。

それが例えば、営業時間を短縮しつつ、店内の動線を一方通行にする。
入場規制をかけて入店者数を絞る。
などなどが考えられます。

状況に適応するには多角的なアプローチが必要

というわけです。

この状況の何が課題で、それに対してどうアプローチしていくか。
そのアプローチが他の課題を生まないか、全体最適になるか。

そういった、多角的なアプローチが求められるなあと。
営業時間を1時間短縮していたとある店を見て思ったわけです。