Binary Diary

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自然言語を使う不自然さ

どうもこたにんです。

 

自然言語を使う不自然さ

これまで調べ物をするときって、検索エンジンのために人間側が形態素解析をして、検索語句を選んで検索ボックスに打ち込むというのが当たり前でした。

「数 単位 数え方」とか「WEB サイト 巡回 プログラム」とかみたいな。

検索というのはそうするものだったから当たり前にそうしてきました。

ただこれって、口語と比べると非常に不自然ですし、どの部分で区切れば良いかが難しかったりします。

思った検索語にならなくてあーでもないこーでもないとキーワードを変えながら検索するわけです。

これってめちゃくちゃ不自然だなと思ったわけです。

 

一方、昨今話題のGPTをはじめとしたLLMにおけるNLP

ややこしい表現になったのでシンプルに言うと、自然言語

今は自然言語を自然に使ってよい世界になりました。

「数の数え方の単位おしえて」とか「WEBサイトを巡回するプログラムを書きたい」とか、そういった文章を投げるとレスポンスが返ってくるわけです。

 

検索という問い合わせ作業において、自然言語でそれができることは本来であればとても自然なことです。

人に聞くときと同じですからね、当たり前に自然なことです。

ただ、検索ボックスにそれを入れること、自然言語で検索することは、とても不自然に感じてしまいます。

これまではキーワード単位で検索していたから、文章で検索することに不自然さを覚えるわけです。

 

不自然な言語が自然の世界では、自然言語が不自然になるんだなと感じた。