Binary Diary

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「場の支配」がゲームに勝つ方法

どうもこたにんです。

 

ボードゲームで勝ちに近づく方法とは

ボードゲームなんかをやっていると、勝敗というのがついてきます。

それはそうです。

勝ち負けを決めるためにさまざまなルールで楽しんで争うのがボードゲームなので。

 

私はボードゲームが好きで、いろいろなボードゲームをやったことがあります。

勝ったことも負けたこともたくさんあります、ゲームなので。

ただ、より勝ちに近づく方法というのはいくつかあるなと思うわけです。

今回は、その方法を明文化してみます。

 

行動回数とゴールを把握すること

これは非常に基礎的かつ強力な方法です。

 

ボードゲームは基本的は行動回数、ターン数が決まっています

ゲームによりますが、10ターンと固定で決まっていたり、手番が交互にやってきて誰かが勝利するまでだったりします。

人狼系ゲームのように時間だけ決まっていてトーク力で勝敗が決するようなものは除外です。

桃鉄だとしたら、1年12ターンで3年で終わりだとすると36ターンです。

 

ゴールというのは、勝利条件のことです。

そのゲームはどうなると勝ちなのかを把握することです。

全てのゲームが終了したときの所持金が多ければ勝ちなのか、相手のライフポイントを減らし切れば勝ちなのか。

 

ターン数とゴールが決まっていると、1ターンの中でどういう行動を行うかが重要になるわけです。

桃鉄だと、サイコロを振るのかカードを使うのか、青マスに止まるのか物件に止まるのか、そのような行動です。

36ターン全て青マスに止まり続けて資産を増やすのか、カードや物件などを経て最終的に資産を増やすのか。

 

行動回数に対する1回の行動の価値を考えることが、勝利へ近づくひとつの方法です。

 

相手が不利になる行動をすること

当たり前ですが、これは非常に重要なことです。

 

この行動で一番わかりやすいのは、オセロです。

オセロは、普通にプレイするとお互いに30ターンある平等なゲームです。

ただ、「石を置く場所がないとパスになる」というルールがあります。

つまり、相手に石を置かせなくすることで、相手から1ターン奪うことができて、31ターンと29ターンになるわけです。

これが、相手が不利になる行動をすること、です。

 

リソースを奪い合うゲームで特定のリソースを占有する、相手の駒を行動不能にする、掛け金を吊り上げる。

桃鉄でいうと、貧乏神をなすりつける、オナラで吹っ飛ばす、冬眠させるなど。

 

ただこれだけ意識してもダメなので、ひとつめに話した行動の価値と組み合わせます。

相手を不利な状況にするために自分のターンを消費するので、本当にそれをやる必要があるのかを考えます。

相手を不利にさせるより自分を有利にする行動の方が価値が高いかもしれません。

相手を不利にさせたら他のプレイヤーに有利になり、その結果勝ちを捲られるかもしれません。

 

一概に不利にさせるだけではいけないということです。

ただ、この方法も勝利に近づくためのひとつではあります。

 

場を支配する

最終的にこれに尽きるのですが、一番大事なのは「場の支配」です。

 

自分が勝つためには、自分のための価値のある行動をする、他のプレイヤーを不利にする行動をする、以外に非常に強力な方法があります。

それが「他のプレイヤーの行動で自分が有利になるようにする」です。

 

桃鉄でいうと、貧乏神のなすりつけを他プレイヤー同士でしている状況です。

自分以外のプレイヤーたちがターンを消費して不利にさせ合ってるわけです、足の引っ張り合い。

自分にとっては、それを横目に自分のための行動ができます。

自分以外のプレイヤーが自分に有利な行動をする、これひとつでターンが増えたようなものです。

 

ただそう簡単にはいきません。

私が有利になるということはもちろん他プレイヤーは気付いているので。

なので「そうせざるを得ない状況」を作るわけです。

そのためには目の前の1ターンだけではなく、ゲーム全体を俯瞰して、いつどのタイミングで好機を訪れさせるかを考えながらプレイする必要があります。

 

誰かの行動は自分のための行動になっている、他プレイヤーは私のために行動しなければいけない。

これを「場の支配」と表現しました。

 

 

これらが、ボードゲームで少しでも勝利を近づける方法です。

これを意識するだけで、ゲームで使う脳みそも変わって楽しいし、勝てない相手に勝てるようになるかもしれません。