どうもこたにんです。
こんなアンケートを取ってみた
回答とアンケート結果が同じパーセンテージになるように答えてください
— こたにん / Kotanin / VPoE (@Kotanin0) 2024年6月10日
自分の回答で、アンケート結果をうまく5%-20%-75%に収束させられるかという実験。
人の心理というものはふしぎなもので。
結果としては、5%を選んだ人が16%もいた、ということになりました。
マイノリティを選ぶ勇気
これは、数値で置き換えるとこんな感じの問いになります。
- 20人のうち1人となるように選択肢を選ぶ
- 20人のうち4人となるように選択肢を選ぶ
- 20人のうち15人となるように選択肢を選ぶ
これらの中からいずれかを選ぶというゲームです。
要は、「誰がマイノリティを選ぶのか」というゲームなわけです。
- 「みんな75%を選んでいるだろう」
- 「誰かが5%を選んでいるだろう」
- 「75%か5%を選ぶ人が多いから20%を選ぶ人は少ないだろう」
そういった心理を働かせるゲームとなっているわけです。
誰かが率先してマイノリティ(5%)を選ばなければいけない。
誰も選ばなければパーセンテージの比率を達成できない。
マイノリティを選ぶ勇気が試されるわけです。
その結果が、16%の人がマイノリティを選んでしまう、という。
なんとも面白い結果になりました。
中間を選ぶ比率はブレない
ただこのアンケート結果でふしぎなところ。
20%を選んだ人は約25%なのです。
5%を選んだ人が多い分、75%を選んだ人が減っている構図になっています。
すなわち、マジョリティを避けようとした結果マイノリティが増えたわけです。
どちらでもない中間を選ぶ率は、大きくブレていないわけです。
極端な選択をせず、保守的な選択をすることで、パーセンテージが安定している。
なんともふしぎなものですね。
4年前はどうだったのか
ちなみに4年前も同じアンケートを取ってみていた。
回答とアンケート結果が同じパーセンテージになるように答えてください
— こたにん / Kotanin / VPoE (@Kotanin0) 2020年5月26日
そのときよりは、マイノリティはマイノリティになってた。