どうもこたにんです。
セルフブランディングのために必要なのは「認識」
セルフブランディングをどれくらいどうやってすべきかという話を考えます。
セルフブランディングの必要性は前回書いた。
ブランディングに求められるのは「認識」です、これが全てです。
その「認識」をしてもらうための、手段と頻度の話。
セルフブランディングは効果が出る場所で効果的にやらなければならない
極端に言うと、自宅最寄駅前で街頭演説したってなんのブランディングにもならないということである。
少なくとも、自分がやりたいことや関心のあることをテーマにしている界隈に伝わるような方法でないと、自分のために繋がる効果にならない。
私はエンジニアなので、エンジニア的観点で掘り下げていく。
エンジニアとして、技術力をアピールして、その技術力をさらなる仕事につなげたいとする。
そうなるとブランディングする場所というのは、その技術力を理解してくれる人たちがいる場所である必要がある。
それが特定の言語や技術であればそれをテーマにしたカンファレンスやイベントで登壇すればよいし、アーキテクチャやマネジメントといったスキルであればそれをテーマにしたイベントで登壇すればよい。
「登壇」こそが最善のアクション
「登壇すればよい」と一言で言われてもそれが難しいんだよ、と思いますね。
それはなんで難しいんですかね、セルフブランディングしていくために必須のアクションです。
それが難しいと思うのであれば、ブランディングしていく覚悟が足りないだけです。
覚悟をつけて出直してきてください。
登壇をすることで、必ずこうなります。
「この人誰なんだろう」
それで良いです、1歩目なんてそんなものです。
自分は周りの人を知っていても、周りの人は自分を知らないです、そんなもんです。
ノーブランドなので。
ただ、1回でも表に出ることで自分のことを名前だけでも聞いてもらえます。
それで良いです、1回でブランディングしきれるわけはありません。
「継続」こそが「認識」へ近づくアクション
ここからは継続です。
同じテーマの別のイベントを探して出る、なんなら一度出たイベントと同じイベントに翌年出るというのも良いですね。
「なんかこの人こないだ名前見たような」「あのイベントにいた人か」「去年も見たな」
こんな感想を抱いてもらえればよいです。
そのためには継続です。
それが何日おき、何ヶ月おき、何年おきでも構いません。
同じ界隈に、継続して、名前を出す。
これに尽きます、これが「認識」へ近づくアクションです。
「執筆」というアクションはどうか
いま、「登壇」というアクションで話を進めましたが、他のアクションはどうでしょう。
他であれば「執筆」というものもありますね。
ブログでもnoteでもZennでもいいですが、同じテーマで記事を書き続けていく。
それでも構いませんが、個人的には登壇の方がオススメかなと思います。
登壇と執筆の違い
執筆はその性質上、それを書いた人よりも「何が書いてあるか」がより脳に残ります。
読み手が得られる情報が、文字に限るからです。
それを誰が書いているかというのは、作者欄を見ない限り五感に伝わらないです。
登壇はその点で優れています。
聞き手が得る情報は、その人の形姿と、その人の声です。
話している内容に加えて、話している個人そのものの情報を、五感のうち二感(視覚、聴覚)で伝えることができます。
言い換えると、執筆では、誰が書いたか思い出せないし、もしその人が書いてる他の記事を読んだとて、記事の内容だけで「この記事、前のあの記事と同じ人だ!」とはとてもなりづらいです。
登壇では、姿形や声という情報を記憶することになるので、別のイベントで見かけたときに「名前は覚えてないけど見たことある!」となるわけです。
「認識」されている証です、ブランディング成功の世界線に乗りました。
「虎の威を借る」アクション
他のアクションとして有用なのがもう一つあります。
それは「虎の威を借る」ことです。
虎の威を借る狐、ということわざがありますね。
他の権勢に頼って威張る小人しょうじんのたとえ。
これと似たことなのですが、意訳します。
「界隈で有名な人と繋がって、その人に名前を出してもらう」です。
これは、とても効果的な方法です。
ただ、それをするには、しっかりと関係性を構築しておく必要はあります。
関係性を構築するためには、そもそもちゃんと知り合って繋がる必要があるので、冒頭の「登壇」に戻ります。
或いは、仕事上でつながる機会があったときにつながる、なども良いかもしれません。
詳しくは「セレブリティ」を見るとわかります。
無名の一般女性が世界一のインフルエンサーになるというシナリオのドラマ、有名になる手段がたくさん出てくる(基本的に狡猾だけど)
まとめ
セルフブランディングのために必要なのは「認識」です。
「認識」を得るために必要なアクションは「登壇」です。
「登壇」をする頻度に関しては言及しませんでしたが、「自分ができる最善」で良いと思います。
ただ、多いに越したことはないです。
登壇のときに何を話して、どんなキャラクターで話すのか、それは自分で考えてください。
自分のことは自分が一番よくわかっているので。