Binary Diary

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実績解除:ひろゆきにプレゼンのフィードバックをもらう

どうもこたにんです。

 

実績解除:ひろゆきにプレゼンのフィードバックをもらう

ITエンジニア採用カンファレンスの登壇の話。

最終的に「ひろゆきにプレゼンのフィードバックをもらう」という実績解除に至るまでのドキュメンタリー。

 

2024年6月18日。

全てのはじまりとなる1通のDMをいただいた。

今回のカンファレンス主催のサポーターズ代表の楓さんからの登壇依頼DM。

その依頼には『ひろゆきだけど御社のプレゼンに一言いいですか?』というタイトルとともに、そのコンテンツの詳細が記載されていた。

内容が尖りすぎていて、「社内で相談します」といって、持ち帰った。

持ち帰るしかなかった、即答できなかった。

登壇したい気持ちと、タイトルから醸し出される不確実な恐ろしさから来る不安とが入り混じって、回答できなかった。

 

翌日、社内で相談。

「こんな内容なんですが、会社的にどう思います?」と。

人事と広報それぞれ相談して、双方ともに「全然出ていいよ」との返答。

すごい自由度高いな弊社、出ていいのか。

シンプルに会社にとってのメリットはないと思っていたし、なんならリスクが高すぎるようにも感じていたので、OKと言われると思っていなかった。

なんなら、会社NG出してくれたら登壇できないことを他責にできるのに、とすら思ってた。

決断が自分自身に委ねられた、委ねられてしまった。

 

そこから1週間、とにかく考えた。

このイベントに登壇することはなんのためになるのか、会社のためになるのか、自分のためか、準備に割く時間はあるか、悪影響はないか。

思考しすぎて、記事になった。

6/24〜27に投稿されたこれらの記事は、このイベントに登壇するかどうかを深く深く思考した結果のアウトプットだった。

 

エンジニア採用のためのアウトプットはどれくらいやると良いのか - Binary Diary

「セルフブランディング」について掘り下げる - Binary Diary

セルフブランディングのために必要なのは「認識」 - Binary Diary

セルフブランディングを「今」やるのか - Binary Diary

 

思考の結果としてこれらの結論が出てきた。

  • エンジニア採用のためのアウトプットは、できる範囲でできる限りやる
  • セルフブランディングはするべき
  • 「登壇」こそが最善のアクション
  • セルフブランディングは今やるべき

ということで、「参加させてください」と返事をした。

ひろゆきはフランス拠点のため、オンラインでの収録となる予定で、その収録日が7月中旬だと決まった。

 

ここから、気持ちを整える1ヶ月が始まった。

本番でやることとしては単純で、「新卒エンジニア向けの企業プレゼンを5分間する」だけである。

さまざまなイベントで何度もやってきたことである、何の難しさもない、いつもやることをやるだけである。

ただそれだけのことなのに。

それにプラスして「ひろゆきにプレゼンのフィードバックをもらう」というのが付随するだけなのに。

それがしっかりと心に肩にずっしりと乗っかってきていた。

日記を書くこともままならなくなり、ブログの更新も止めた。

 

負荷すぎて資料準備は収録の2日前まで手を付けられなかった。

資料は基本的にはいつも使ってるものを使い回すのだが、一部アレンジが必要だった。

それでも手を付けるとイベントと向き合わないといけなくなるので、なるべく見ないようにしていた。

2日前になってアセアセと作り、チームメンバー相手にリハーサルし、5分で喋り切る練習をした。

チームのみんなからたくさんフィードバックしてもらって、本番への心理的耐性が少しついた気がした。

 

1日前。

ひろゆきさん今日本に来ているので、リアル収録になりました!」との速報。

オンラインだと思っていたが、まさかのリアル対面になることに。

画面越しならまあなんとか耐えれるだろと思っていたのにリアル開催になってしまい、緊張のベクトルがめちゃくちゃ大きくなってしまった。

直接会える喜びは5%くらいで、緊張が95%くらい。

どっひゃ〜〜〜。

 

ついに収録当日。

リアル収録となれば身なりにも気を遣わなければならない。

何を着ていくか、もっと具体的に言うと「何がプリントされたTシャツを着ていくか」を考えた。

ここはほとんど迷いなく「VALUES」と書かれたTシャツにした。

いろんな気持ちと思い出のこもった非常に思い入れのある服で、もはや勝負服みたいなもの。

移動の電車内では、YouTubeひろゆきが喋っている動画をいくつか見て付け焼き刃で耐性をつけた。

撮影場所はサポーターズ(CARTA)のオフィス内にあるスタジオ。

機材が本格的すぎて緊張が増幅する。

 

そして本番。。。

 

本番終了後は、ひろゆきさんたちと記念撮影。

その後、CARTA内のバーで感想戦&反省会&慰め合い会。

 

結果としての感想。

  • 冒頭の意気込み喋るところで無限に緊張して無限に噛んだ
  • プレゼンはいつもどおりのテンションで噛まずにできた
  • フィードバックはとっても有意義だった(想像してたよりやさしかった)
  • それでも緊張はすごいので同じイベントは二度とやりたくはないなとおもった
  • たいていのイベントは出れる胆力がついた気がする
  • VALUES Tシャツは今後大事なイベントのときだけ着ようとおもった

 

というわけで無事に「ひろゆきにプレゼンのフィードバックをもらう」という実績が解除された。

収録後の週末は、社会人経験の中で屈指の開放感の週末だった。