どうもこたにんです。
組織を立ち上げてから1年が経った。
早すぎる、もう1年。
去年の今頃は、GitHubを導入したばっかりでリポジトリもほとんどなく、日ごとのコミット数なんて知れていた。
それが今では数多のPRが生えてはマージされていく毎日である。
人数のおかげもさることながらAI駆動になった副作用だと思っているが。
去年の今頃は、やる気に満ち溢れていた。
たくさん失敗するし、後悔することも出てくると思う。
失敗なんてドンと来いだし、後悔なんて改善に繋げれば良いだけである。
このひたむきな前向きさがあれば、困難を乗り越えていけると思っている。
何が起こっても責任は私にある。
まさにその通りで、ひたむきな前向きさで今も進んでいる。
人数が増えるにつれてチームの波形が揺らぐのはそれは当たり前。
いかにその揺らぎを小さくしていくか、同じベクトルを持ち大きさを最大化できるか、それを個の力ではなく集の力として維持するしくみを作れるか。
去年の今頃は、たった5人のチームで、出社してもフリーアドレスの6人掛けテーブルにすっぽり収まっていた。
今ではフリーアドレスで集まるのは非常に難しい人数になり、出社時のチームコミュニケーションの促進のために固定席を用意してもらってやっとなんとか集まれる人数である。
この1年はプロダクトでアウトカムを出すことを意識の外に置き、アウトカムを出す盤石な組織の土台を構築することに注力した。
そのおかげか組織内の結合度は高い感覚があるが、組織外との結合度はまだ甘めなのでそこは引き続きやっていくことではある。
2024年〜2027年で引いていたロードマップも半分近くが経とうとしている。
この一年で時代の流れが大きく変化しているわけで、そりゃ当時から向き直りせざるを得ない点も多々ある。
ただ、価値を出すことに急ぎすぎず土台作りにフォーカスしたおかげで、その上で求められる価値の向きが変わっても柔軟に対応できる状態を作れた。
土台作りのロードマップが順調オブ順調なのである。
ここから1年は本格的に価値提供をしていかねばならない。
従来の価値の出し方ではいけない、時代に適応した生産性と品質担保で。
不確実で不明確な世界ではあるが、不確実な変数はひとつでも少なくしていく意識で。