どうもこたにんです。
2020年の干支は「子(ねずみ)」ですか?
いよいよ2019年が終わります。
平成から令和、猪突猛進という言葉がしっくりくる亥年が終わります。
そういえば、干支って、みなさんいつの間にか頭に入っているものだと思います。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥、というやつです。
簡単に12の生き物を覚えるだけのものですが、実は干支ってもう少し奥が深いという話。
「干支」とは「十干」「十二支」の組み合わせ
「干支」という言葉は実は、「干」と「支」という言葉の組み合わせなのです。
「えと」と呼びがちですが、実は「かんし」とも呼びます。
十干
「十干」とは、10種類からなるものです。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
契約書とかでよく見る、甲乙的なやつはこれが元ですね。
普通に漢字を読むと、こう・おつ・へい・ちょう、と続きますが。
干支的な読み方は実は特殊です。
- 甲:きのえ
- 乙:きのと
- 丙:ひのえ
- 丁:ひのと
- 戊:つちのえ
- 己:つちのと
- 庚:かのえ
- 辛:かのと
- 壬:みずのえ
- 癸:みずのと
木・火・土・金・水、という五行に従っているのです。
「かのえ」「かのと」という並びでわかる通り、五行の「え」「と」が続いています。
ほら覚えやすいでしょ。
十二支
「十二支」とは、12種類からなるものです。
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
こっちはみんなが知ってる方。
十干十二支は60種類!
これらの十干と十二支を組み合わせたもの、それが干支というわけです。
十干は10年で1周、十二支が12年で1周します。
ので、十干十二支は、十干と十二支の最小公倍数の60年で1周します。
干支 - Wikipedia
十干が五行思想に従っているので、十干十二支は方位が決まっています。
2020年の干支は「庚子(かのえね)」ですよ!
2019年の干支は実は「己亥(つちのとい)」でした。
ので、2020年は、己→庚、亥→子とずれるので、「庚子(かのえね)」となります。
これは、天文宇宙検定2級の問題にも出題されました。
初見だと理解しづらいですが、十干と十二支をマスターしていれば自明ですね。
まとめ
何気なく12種類だと思っていた干支。
実は干支は、10種類の干と、12種類の支からなる60種類のものでした。
知識は深堀りすればさらに面白い知識をつけることができます!
それではみなさんも、十干十二支を覚えて、知性高い干支ライフを!