Binary Diary

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言葉のリズムが間違った区切られ方をしちゃってる言葉

どうもこたにんです。

 

言葉のリズムって不思議だよね

言葉にもリズムがあるし、言葉のリズムはすごくふしぎです。

言葉の意味とは切り離されて、リズムだけが先行しちゃうことがあるから。

 

「墾田永年私財法」とか「中大兄皇子」とか「水兵リーベぼくの船」とか「にえーぶんのまいなすびーぷらすまいなするーとびーにじょうまいなすよんえーしー」とか。

意味はさておき、リズムだけで記憶に残っている言葉ってたくさんあります。

 

言葉のリズム。

そのリズムによって、意味のわからないところで区切られてしまう言葉も、実はたくさんあります。

ここからは、 言葉のリズムが間違った区切られ方をしがちな言葉をいくつか紹介します。

 

はないちもんめ

「はないち・もんめ」と思いがちですが、正確には「はな・いちもんめ」です。

もともとは、一匁(いちもんめ)の価格のお花を安く買いたいとか負けて売りたくないとかの様子をうたう歌でした。

なので正確には「花一匁」なのです。

 

ヘリコプター

これはクイズにもなりがちの有名なものです。

「ヘリ・コプター」ではなく「ヘリコ・プター」です。

螺旋を意味するギリシャ語の「ヘリックス」と、翼を意味する「プテロン」の組み合わせなので、ヘリコ・プターです。

翼というのは、プテラノドンの「プテラ」と同じですね。

ヘリと略してしまうとどうしても間違えたリズムになってしまいます。

 

清少納言

作家さん、「せいしょう・なごん」ではなく「せい・しょうなごん」です。

少納言というのは昔の役職の名前です、「大納言」の仲間です。

清少納言さんの場合は、役職ではなく女房名だったようです。

 

クアラルンプール

これは「クアラルン・プール」と区切りがちですが、正確には「クアラ・ルンプール」です。

マレー語で川の合流地点を意味する「クアラ」と、泥を意味する「ルンプール」をつなげたものです。

「プール」という単語に聞き馴染みがありすぎて、そこで区切ってしまっちゃうのでしょう。

 

ニュージーランド

これはわかる方多いかもしれません。

「ニュージー・ランド」ではなく「ニュー・ジーランド」です。

新しいゼーランドという意味です、ゼーランドはぐぐって。

 

トリコロール

フランスの国旗のことです🇫🇷

「トリコ・ロール」ではなく「トリ・コロール」ですね。

言葉の意味を考えればわかります、3色という意味です。

ラテン語で3を意味する「トリ」、色を意味する「コロール」トリコロール。

トリコの作中に登場する美味しいロールケーキのことではないです。

 

 

リズムもいいけど、意味も大事にね。