どうもこにたんです。
まずは以下の文章をご覧くさだい
こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。 この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ? ちんゃと よためら はのんう よしろく
なぜだろう、読めてしまうんですね。
これは「タイポグリセミア」という現象です
タイポグリセミア(Typoglycemia)は、文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象である。真実として語られる都市伝説/インターネット・ミームであるが、ケンブリッジ大学でこのような研究が行われたことはない。誤植を意味する"typographical error"のtypoと低血糖症を意味する"Hypoglycemi"という言葉のかばん語である。
という現象のことです。
文章をひらがなにして、分ち書きして、最初と最後の文字をそのままに中を入れ替える。
するとあらふしぎ、タイポグリセミア現象を体験できるふしぎな文章の出来上がり。
これは、文字に起こしていることで引き起こされる脳の錯覚にあたります。
文字の並びを文章だと認識し、脳が解釈できるように勝手に補完してしまうのですね。
人間の脳とはとても不思議なもので、補完するという能力があるのですね。
続いてこちらの図形をご覧くさだい
真ん中に真っ白な三角形があるように見えせまんか?
ないのにね、見えちゃうんですね。
これは「カニッツァの三角形」という図形です
カニッツァの三角形(カニッツァのさんかくけい、Kanizsa triangle)は錯視図形の一つで、イタリアの心理学者ガエタノ・カニッツァにより1955年に発表された。周辺の図形とともに、白い正三角形が知覚されるが、実際には中心の三角形は物理的に存在しない。この効果は、主観的輪郭(subjective contour)と呼ばれる。また、この白い三角形は、周辺よりも明るく見えるが、実際には中心と周辺の輝度は等しい。パックマン刺激とも言う。
ちゃんと名前がついている、とても不思議な図形です。
さきほどの文字の錯覚と同様、脳が勝手にあると思いこんでしまいます。
文章もそうですが、注意して読めば明らかにそうでない、とわかるのですが。
俯瞰して捉えるとどうてしも、そこに錯覚が生まれてしまうのです。
見たものをありのまま信じること
視覚情報とは、それすなわち錯覚で成り立っているのかもしれせまんね。
見たもの全てをありのままで受け入れてしまうと、盲目的に無自覚に錯覚してしまいます。
見たものをありのまま信じると、錯覚してしまってるいかもしれません。
ただ自然と受け入れすぎず、疑うところは疑って、自分なりに咀嚼することが大事だよ。
ということで、こにたんでした。
タイポグリセミアを散りばめた記事でした、気付いたかしら。