どうもこたにんです。
へびつかい座が占星術界隈に入り込めなかった世界
へびつかい座、って知ってますか?
88星座のうちのひとつで、黄道上に存在する星座です。
天文学でいう星座としては、黄道上にある13種類の星座のうちのひとつです。
星座 | 誕生日 |
---|---|
おひつじ座(牡羊座) | 3月21日~4月19日 |
おうし座(牡牛座) | 4月20日~5月20日 |
ふたご座(双子座) | 5月21日~6月21日 |
かに座(蟹座) | 6月22日~7月22日 |
しし座(獅子座) | 7月23日~8月22日 |
おとめ座(乙女座) | 8月23日~9月22日 |
てんびん座(天秤座) | 9月23日~10月23日 |
さそり座(蠍座) | 10月24日~11月22日 |
いて座(射手座) | 11月23日~12月21日 |
やぎ座(山羊座) | 12月22日~1月19日 |
みずがめ座(水瓶座) | 1月20日~2月18日 |
うお座(魚座) | 2月19日~3月20日 |
この星座にはいませんよね、へびつかい座。
それを揶揄したとある天文学者が、こんなことを言ったらしい。
「占星術での『星座』の概念は天文学的にはおかしい。占星術を正しく行おうとするのなら歳差によるズレを修正して、さらに現在の天文学の星座区分で12星座以外に黄道上にある『へびつかい座』も入れるべきだ。」
その後、この意思を汲み取った占星術者などによって、1995〜1997年のわずかな期間で一気にブームとなったのが、13星座占い、そしてへびつかい座という。
ただ、突然の新メンバー候補を、占星術としては最終的に入れ込むことはなかったようです。
従来の12星座占いの根底を見直すには根拠が弱いとか、13は忌み数だとか、理由はさまざま。
13は素数ですし、12っていうのが数字的にも円を割り切りやすいので、何かと都合がいいというのもあるのかもしれませんが。
とにかく、13星座、へびつかい座は占星術界隈には入り込めなかったんですね。
決めの問題ってやつ
今の占星術が12星座でやっているのも、黄道12星座とするのも、それらは結局「決めの問題」ってやつです。
何をどう定義するかによる。
なので、一般的な占星術でへびつかい座を含めないことは正しいし、含めた上で13星座で占うことも、そう定義すれば正しい。
一般的にはへびつかい座が入り込めなかった世界ではありますが、定義次第ではいくらでも入り込めるわけですね。
いいじゃないの、へびつかい座が入ってたっていなくたって。
全天で輝いてるんだし。
それでは聴いてください。