Binary Diary

誰かに会ったり 話しかけたり 街行く人に優しくね

トークスキル:沈黙

どうもこたにんです。

ちょっと前のこちらの記事に、こういうことが書いてありました。

沈黙には、ただ黙っている以上の効果を場にもたらします。
(沈黙についてで別記事書くことを今ここにコミットします)

ということで、コミットメントを回収します。
はい、目次どん!

 

沈黙が顔を出すとき

沈黙とは、会話がなくただ黙ってじっとしている状態や空間のことを指します。
なので沈黙が訪れるのは、人と会話をしているときがほとんどかと思います。

ミーティング、1on1、面接、面談、雑談、恋愛。
場面は様々。
会話の流れで、沈黙は突然に訪れます。
それは話が一段落ついたのかもしれないし、何か流れが変わったのかもしれない。

沈黙を恐れる

そういうときに、人は得てして沈黙を恐れてしまいます。
恐怖というのもあるし、焦りというのもあるのかしら。
気まずくなってしまったり、無理やり何か発言して切り開こうとしがち。

なぜ人は沈黙を恐れてしまうのかしら?
相手が何を思っている何を考えているかわからない、という不安感。
何を言ったらどういう反応されるのか、そういう恐怖感みたいなものなのかな。

沈黙は意図して使うもの

会話の中で沈黙というのは意図して活用できるものです。
それが今回のテーマ、トークスキルとしての沈黙です。

沈黙は、会話の相手に恐れや不安を煽ります。
それは言い換えると、思考させます。
相手は、沈黙を打開したいので、考えます。
考えさせて返答させること、それがトークスキルとしての沈黙。

一般的には、会話の「間」とも呼ばれるものに近いです。
ですが間というのは恣意的なものが多く、それと比べると沈黙はかなり意図的です。
時間だけでなく、感情もコントロールできうるものです。

沈黙は意図して使うことで、いい意味で場を支配することができます。
なので、トークスキルとして沈黙を身につけることは、かなり有用です。

沈黙に対峙する

沈黙というスキルに対峙したときにどうすればよいか。
上述した通り、沈黙とは場の支配力を高める作用があります。
それを理解した上で、対峙するにはどうしたらよいか。

単純です。
沈黙を頂戴して思考を巡らせる、です。

沈黙に沈黙で対抗することはとても簡単なのですが。
それだとただの根比べになるのみで、会話としての前進はないです。

沈黙を使う人は、自分の想定した流れに持っていくために使っています。
会話の流れを読んだ上で沈黙を使います。
であれば、そこは攻め返さずに受け入れることは何の問題もないです。

受け入れた上で、用意してもらった時間猶予でめいいっぱい思考します。
思考した上で、相手の想定の範囲内の回答になってしまっても構わないです。
理想は、さらに数手先を見越した返答と沈黙で返すことなのですけどね。

このたとえは、沈黙に対峙したとき、敵対勢力なかたちでの対応方法でした。
ですが、沈黙というのは仲間内でも全然起こりうるものです。
そのときは、味方同士として、共通課題に思考を巡らせるとよいでしょう。

沈黙まとめ

沈黙はトークスキルのひとつとして身につけると、会話の質が上がります。
濫用しないように気をつけて、使うタイミングと空気を見定めましょう。
ただ黙っていればいいというわけではないので。