どうもこたにんです。
なんでも「ハラスメント」って付ければ冗談に昇華してしまう説
最近多いじゃないですか、ハラスメントシリーズ。
セクハラ、パワハラを筆頭としたやつです。
最近では「リモートハラスメント」略して「リモハラ」なんてものも出てきました。
そんなハラスメントシリーズなのですが。
言葉としての適用のしやすさから、冗談として用いられがちだなって最近思うんです。
何かしら上下関係の立場にある人とやりとりをしているとき。
(だいたいわたしが上の立場のことが多いんだけど)
仕事に関する何かの発言をしたときに言われるんです。
「今のはパワハラですね!」
まあそれは双方冗談だとわかっている発言なので、モラハラにはならないのですが。
これって、すごく危ないことかなあって少し思うんです。
お互いが冗談だとわかっているものであればいいんだけど。
例えばわたしが仕事の話を振ったときに、それが本当にパワハラに該当しうる出来事だったとして。
「パワハラ」という言葉を冗談で使うことが蔓延っている環境だと、本当にパワハラだと思ってそれを言っても冗談としか受け取られないわけです。
「パワハラ」という言葉を冗談で使う習慣が生んだ、解釈の歪みなわけです。
これはとても危ないことなのじゃないかなって。
わたしは今、わりと「上の人」という立場になるケースが多い。
そうなると否応なしに「業務指示」だったり「命令」のような依頼をするケースが多くなる。
それは仕事をしている以上仕方ないことではある。
が、発言の仕方を一歩間違えただけでそれはハラスメントになってしまう。
だから、なんでも冗談に昇華すればハッピーというわけでもなく。
ポジティブが生む闇というか、明るいところには影が生まれるというか。
冗談ばかり適用してしまうのも良くないなあと、そう思うわけです。
ジョークハラスメントにも気をつけなきゃ。