Binary Diary

誰かに会ったり 話しかけたり 街行く人に優しくね

「誰も責任を取ろうとしない」こと

どうもこたにんです。

「誰に聞いても正解が出てこない」=「誰も責任を取ろうとしない」

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お仕事をしているときにときたま遭遇する場面。
業務上で何かしらの物事(ここでは「あるツール」と呼びます)に関することを知りたくなった場面。
あるツールに関して、何かしら知見を持っていそうな人にいろいろと聞いて回るわけです。

あるツールについて調べるためにいろんな人に聞いた結果、こんなことになりました。

  • 詳しくはわからない
  • ◯◯さんの方が詳しいかも
  • 特定のことはわかるけど全体的なことはわからない

ふむふむなるほど。
結局、一番詳しい人はおらず、情報が整っている場所もなかったわけです。
「誰に聞いても正解が出てこない」事が起こったわけです。

これで業務が回っている現状、特に大きな問題ではないんです。
ないんですが、今回ばかりは問題でした。

あるツールについて、ちょっと大きめな意思決定をしなければいけなかったのです。
なのでどうしても、あるツールについて責任を持っている人を探さなければいけなかった。
けど、結局誰も詳しくはわからなかったわけです。
調べて回るわたし目線でいうと、たらい回しになっちゃったわけです。

とっても困りました。

結局どうしたかというと、すべての情報を集約して意思決定を下したんですが。
それすなわち、責任の所在が「わたし自身」という場所に帰結したわけです。
まあそれはよいです、わたしが動き始めた以上、そうなることは仕方ないです。

ただその意思決定の結果、ちょっと想定外の芳しくない状況が発生しました。
そしたらなんだろう、全ての矢がわたしに飛んでくるわけです。
それは、調べて回るときにヒアリングした人からも、わたし宛に飛んでくるわけです。

責任の所在がはっきりしてしまった結果、矢を射る対象が明確になったわけで。
「誰も責任を取ろうとしない」ことが明確になったわけで。
わたし自身が責任を背負うことは納得していたつもりではあるけど。
それでも、すごくなんだか、心理的に負荷がかかりました。

この出来事からある程度時間も経って、わたしの中ではうまく消化済なのですが。
やっぱりどうしても、ちょっと納得いかなかったので文字起こしでした。

責任、ね。

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