どうもこたにんです。
なぜ「偉い人の話は長い」のか
これまでの人生経験において、そう感じたことがある人は少なくないと思います。
全校集会での校長先生のスピーチ、式典での来賓の挨拶、結婚式での上司からの祝辞。
そういった場面での体験として「偉い人の話は長い」と感じたことはあるでしょう。
ふと、なんで長いと感じるのか、と考えてみたんですよね。
「長い」という感覚の違いでは?
たぶんこれが結論なんですよね。
たとえば偉い人の話が「5分」だったとします。
また、偉い人というのは自分よりかなり年上のベテランとし、自分は若いとします。
(これらの場面ではたいてい自分は若く、偉い人は年を重ねているので)
偉い人にとっての5分と、自分にとっての5分。
同じ5分でも、それが長いかどうか感じる感覚の違いなのかなと思うんです。
これは「ジャネーの法則」と呼ばれるものです。
主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象
年上の偉い人にとっては5分というのはあっという間で、年下の自分にとっては5分はものすごく時間がかかっているというわけです。
それが「偉い人の話は長い」と感じさせてしまうわけです。
わざと長く話してるわけではなく、体感速度が異なるだけということです。
それでも長いものは長いと感じてしまうし、いざ自分が年上側になるときっと話を長くしてしまっているのでしょう。