どうもこたにんです。
LINEスタンプ、っていろいろあると思います。
好きなキャラクターだったり面白いイラストだったり。
お気に入りのLINEスタンプがありまして今回はその紹介!
(マーケティング目的はありませんのでご安心ください)
数学を愛する会スタンプ
いろいろある数学系のスタンプの中で群を抜いてお気に入りのスタンプがこれ!
数学好きホイホイな、絵を一切使わない、理系の理系による理系のためのスタンプ。
このLINEスタンプ、ひとつひとつの内容と使い方をまとめてみます。
記事作成に際しまして、数学を愛する会様からスタンプ転載の許可をいただきました。
誠にありがとうございます!!楽しくのんきに書かせていただきます!!!
全32種類のうち前半16種
スタンプは全32種類あります、ものすごい物量...!
ですので記事を前半後半の2つにわけます。
今回は前半戦、16スタンプの紹介です。
上記16種、それでは参りましょう!!
命題とは、真or偽の対象となる文章や式のことを指します。
発言に対して、本当であることを後押ししたいときに使いましょう。
『面接受かったの!?』
「その命題は真やわ。」
先ほどのスタンプの逆ですね。
偽りであることを指摘したいときに使いましょう。
『面接受かったの!?』
「その命題は偽やな。」
素数とは、1より大きく1と自分自身以外では割り切れない数のことを指します。
2,3,5,7,11,13... のような数で、簡単に言うと「それ以上整数の割り算ができない数」です。
何かしらの数が素数のとき、という純粋なケースで使えそう。
『じゃあ今度のイベントは参加者7人ということで!』
「それは素数だね。」
発展させるとすると、これ以上細分化できない発言のフォローのときに使えそうです。
『じゃぁスケジュールはこれで。他にやりたいことある?』
「それは素数だね。」
合成数とは、簡単に言うと素数ではない数のこと。
素数ほど使いみちはなさそうですが、似たようなケースで使えそうですね。
『お一人4000円で!』
「それは合成数だよ?」
微分とは、ある地点の変化量を求める行為です。(数学的な説明は省略します)
過去に微分について話した記事があるのでこちらもぜひご参照ください。
かなりエモい、使いみちが無限大すぎて素敵、これ大好き。
受動態の表現なので、構って欲しいとき、がメインの使いみちになるかと。
流れの止まったグループチャット、既読スルーする人に対してぶん投げると良いかと。
「あぁー微分されたい」
「あぁー微分されたい」
「あぁー微分されたい」
積分とは、微分と逆で、次元を上げる行為です。
線から面を、面から立体を求めることができます。
会話の質が低いとき、文字通り次元が低いときに、ぐさっと一発かましましょう。
『まじ卍』
『やばみ』
「次元が低い。積分しろ。」
互いに素とは、2つの数字の公約数が1のみ(最大公約数が1)であることを指します。
共通の約数を持たないこと、つまり趣味や嗜好が合わないことを指します。
話していて全然噛み合わないときに、スパッと会話を断ち切るために使いましょう。
これを使ったところで、互いに素な相手には通じないでしょう。
『なんでそんなこともわからないの!』
「君と僕は互いに素な性質のようだ。」
同様に確からしいとは、確率のお勉強で出てきがちな言葉です。
6面サイコロの目が出る確率はいずれも6分の1で同様に確からしい。
コインの裏表が出る確率はいずれも2分の1で同様に確からしい。
このように、どちらの可能性も否めないような場合に使いましょう。
「次のイベントの幹事って誰がやる?」
「君と僕は同様に確からしい性質のようだ。」
背理法とは、ある命題に対して偽である前提で話を進めて矛盾を指摘して真とする。
ある命題を「間違ってる!」とした上で「やっぱ間違ってないわ」として正しいことを示すいじわる証明方法。
逆も然りで、ある命題に対して「やっぱ間違ってるわ」として間違ってることを指摘することもできます。
ちょっといたずらしたいときに使いましょう、ただし嫌味にならないように。
『あなたとは付き合えない、友達のままでいて...』
「と仮定して背理法で矛盾を導く。」
「で、付き合えるなら友達以外ということね。じゃあ家族もしくは赤の他人と付き合えるの?」
『できない...』
「じゃあ友達のままでいたいは偽なわけで、付き合えるね?」
『怖っ即ブロしよ』
数学的帰納法とは、k=1,2のとき成り立つならkがどんな数字の時も成り立つという証明方法。
仮定をもとに結論づけるものなので、その解が全てにおいて正しいとは限らないので注意。
フットインザドアテクニックのように、段階的に物事を頼むときに使えそうです。
「1円ちょうだい」
『いいよ』
「2円ちょうだい」
『いいよ』
「k=1,2のとき成立 数学的帰納法 により、次も成立する。」
「100万円ちょうだい」
フェルマーの最終定理とは、17世紀にフランスの数学者ピエール・ド・フェルマーが残した定理。
詳しくは割愛しますが、360年間証明されなかった、世界で最も解決に時間を費やした問題。
4世紀にもわたって世界の数学者を悩ませ続けた、激ムズの問題というわけです。
どうしてもわからない質問や飲めない要求を提示されたときに使いましょう。
『100万円ちょうだい』
「それフェルマーの最終定理並にムズい。」
先のフェルマーの最終定理にまつわる名言。
フェルマーは自身の著書の余白に、フェルマーの最終定理にあたる内容をこう記しました。
私はこの定理について真に驚くべき証明を発見したが、ここに記すには余白が狭すぎる。
何が説明が求められたけどとても説明しきれないときに使える逃げの一手です。
『ちょっとどういうこと!?』
「証明したいんやけど、余白が足りないから無理。」
必要条件とは、ある状態であるために必須となる条件、集合での考え方。
よく例えられるのは「果物はりんごであるための必要条件」といった感じです。
より大きな集合のことを必要条件と言います。
何か企画して少しずつ詳細を詰めていきたいときの語り出しにいいかもしれません。
「そろそろ誕生日なんだー」
『じゃあなんかパーティーしよっか!』
「それは必要条件だね。」
十分条件とは、先程の集合の内側に包含されているものを指します。
同じ例えで言うと「りんごは果物であるための十分条件」となります。
カラスは黒い、牛乳は白い、まあそんな感じ。
『鍋パーティーにする?』
『たこ焼きパーティーでもいいんじゃない?』
「それは十分条件だね。」
必要十分条件とは、上のふたつのものを双方満たしているようなものを指します。
例がうまく思いつかないけど、いずれも同値でいずれも満たすケースです。
要は、両思いと思い込んで付き合える気満々でいる友人を煽るときに使います。
『俺、あの子と付き合えるかもしれない...』
「それ必要十分条件満たしてる?」
ベクトルとは、大きさと向きを持つ量のことです。
日常会話でもときたま耳にする言葉なので、使いみちはだいたいわかりますよね。
話が逸れているときにもとに戻すために使いましょう。
「宿題の提出いつまで?」
『宿題いいからTV見たい』
「話のベクトルズレてない?」
以上16種!すごい量!!
やっぱり数学っていいね!脳汁止まんないね!!スタンプ使ってこ!!!
続きは後編で!!!