どうもこたにんです。
千の契り
千切りってあるじゃないですか。
あれってなんで「千」なんだろうと思いまして。
半月切りとか、銀杏切りとか、乱切りとか。
それぞれ、切った後の形っぽく名称がついてるのに。
千切りて。
切ったら何になるの?千になるの?神隠しじゃん。
と思って、調べてみました。
繊切り(せんぎり、千切りとも表記)とは、食材の切り方の一つ。大根などの野菜を細長く刻むこと、または細長く刻んだもの。
「千切り」は「繊切り」と書くらしい
まじですか。
「線切り」かと思ってたのですが、予想を裏切りますね、千切りの裏切り。
「繊」というのはもともと「繊蘿蔔(せんろふ)」という言葉から来てるらしい。
中国で大根のことを「蘿蔔(ろふ)」というらしく、細かく切ることを「繊(せん)」と言うらしい。
そこから大根を細く切ることを「繊蘿蔔」と呼ぶようになったらしい、今の日本でいうと「千六本」という切り方ね。
で、大根以外の野菜を切ることは、繊切りなんだって。
ということで繊切りからの、千切りらしい。
だったら別に線切りにしてもよかったのにね、ダブルミーニングになるし。
言葉とは、なかなかどうして難しいものですね。
それでは聴いてください。