どうもこたにんです。
以前、後輩エンジニアがこんなパワーワードを発しました。
「エモいはAny型」
いやまさに。
エモいはAny型
「エモい」という言葉はまさに万能、とても広く強い言葉なんですよ。
- 1on1でマイクロマネジメントされたとき
- プロジェクトキックオフで士気上げのためにメンバーを鼓舞したとき
- 昔通ってた通学路を久しぶりに通ったとき
- 山頂で日の出を見たとき
こんな様々な状況で「エモい」という言葉が適用できます。
何かしら感情が動くような出来事、それが全て「エモい」のです。
それを「Any型」と例えるあたり、エンジニアだなあと思う。
し、それを聞いてすごく腑に落ちるのもこれまた、エンジニアだなあと思う。
Any型というのは、プログラミング言語でしばしば登場する型のこと。
そもそも、型というのは、文字列や数値などといった、データを示すものです。
「あいうえお」は文字列、「123」は数値、「3.14」は実数。
のような、データがどういう特徴を持つのかを示すものが、型です。
Any型というのは、それらの型の中でも最上級に位置しているものです。
「Any」という言葉が付くだけあって、どんなデータも包含する方なのです。
文字列も数値も実数も、全てAny型の下にあるというわけです。
なので、喜怒哀楽さまざまな感情を包含している「エモい」という言葉。
これが「Any型」だというエンジニアの見解も、あながち間違ってはいないというわけです。
Any型はエモい?
では「エモいはAny型」の逆は成り立つのでしょうか?
「Any型はエモい」のか、という話。
文字列だろうと、数値だろうと、実数だろうと、bool値だろうと。
どんな表現のデータにおいても、Any型はそれを包含してくれます。
どんな姿をした存在であろうとそれを大きく包み込んでくれます。
まるで大いなる海。
偉大なる母。
グランマンマーレ。
エモい。
Any型はエモい。
なんだかとりとめなくなってしまったのでここで中断。
何が言いたいのかというと、エンジニアって感情すら用語に当てはめてしまうんだなあという気付き。
それでは聴いてください、透明なエモーション