どうもこたにんです。
アドベントカレンダー21日目。

とある秋の夜、超緊急の相談が届いた。
「かくかくしかじかでシステムを作ってほしい」と。
要望された準備期間は4日ではあるものの、状況から察するに一日でも早くシステムを作るべき状況。
依頼元としても早いに越したことはないはずだが、そう簡単なものでもないと想定されての4日間という打診。
とりあえずそれをそのまままっすぐ受け止めた。
その夜、いくつかの案を検討した。
SaaSを探して契約する、社内システムに無理やりねじ込む、手オペでカバーする、自作するなどなど。
その中でも一番幸せな案が「まるっと完全内製で作り上げる」だったが、これはかなりチャレンジだし完成する見立てもしづらく非常に不確実性の高い案だった。
翌日の昼、部会でチーム全員にこの相談事項と案を共有。
私からチームへの要望は「明日には完成させたい」という、実質1日での完成をめざすというより高い到達地点、それを伝えた。
できるメンバーやりたいメンバーで集まってゴリっと進めてほしい、今やってる業務はSTOPしてもいいのでこれに全ツッパしてほしいとも伝えた。
結果、1日でできた。
なぜ1日でできたのか。
振り返って思うのは、組織力の高さでもなくエラスティックなリーダーシップでもなく判断の早さでもない。
「環境がすべて整った」ということである。
ここでいう環境とは「作ったシステムを使ってもらって課題が解決するまでの全ての作業や資源のこと」である。
- 相談元とコミュニケーションを取るツール
- 要件や仕様をまとめるためのドキュメンテーションツール
- システム開発するための開発環境
- アプリケーションをデプロイするフロー
- システムを動かすインフラストラクチャー
- できると信じてことを進めるメンバー同士の関係値
こういったさまざまな環境に不足がなく、ものづくりに集中できたからこそ、1日でできたのだと思っている。
今回の取り組みを振り返ってなんだか少しブレーキかかっちゃったなというところがあればそれが環境として不足している部分にあたるのだが、それがなかったと感じる以上は環境がすべて整ったと言い切ってよい。
環境が整っていてブレーキがかかることなくトップスピードで駆け抜けられたことが「組織力の高さ」につながっているのだと思う。
もちろん、私のバーレイザーとしての振る舞い(無茶振り)を真正面から受け止めて完成まで持っていってくれるメンバーたちの機動力の高さもね。