どうもこたにんです。
「失笑」は「笑えないくらい呆れる」という意味ではない?!
「失笑」という言葉があるじゃないですか。
わたし自身もそうなんですけど、誤用してたことがありまして。
この言葉って「笑えないくらい呆れる」という意味で使ってたんですよね。
それが誤用だということは、いつだか知りました。
「失笑」は「こらえきれず吹き出す」という意味!
「失笑」とは実は、「こらえきれず吹き出す」という意味なのです。
「失笑」は,本来,笑いを抑えることができず,吹き出してしまう様子を言ったもので,「笑いも出ない」状況に使われる言葉ではありません。「失笑」の「失」には「失う」ではなく,「失言」「失火」などと同様に,中に抑え込んでおくべきものを,抑え切れずに,又はうっかりして外へ出してしまうという意味があります。
失笑とは、笑いを失ってしまうではない、と。
抑えきれずに出ちゃった、的な失です。
誤用であることに気づかないと、ぜんぜん違う用法になってしまいますね。
失笑と言われたらそれは、スベったというよりもツボに入った感じですね。
嬉しい言葉なのかもしれません。
言葉の成り立ちや意味を理解して誤用のない日本語ライフ!
誤用って、自覚することはすごく難しいです。
自分の知ってる使われ方と違う用法で使われたときなんかに気づくことができます。
し、何かしら気になる言葉があったら一旦調べてみるなどもすると、実は誤用だったとかが知れるかもしれないですね。
それでは聴いてください。