Binary Diary

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「JUST MOVE」というバリューの裏話

どうもこたにんです。

「JUST MOVE」というバリューの裏話

会社で、エンジニアバリューを作った。

「JUST MOVE」というそのバリューを、わたしはとても気に入っている。

今回はそんなバリューの裏話というか個人的な思いを少し。

 

普段の生活で使っていた「JUST MOVE」

この「JUST MOVE」という言葉は、実は2年前くらいから、普段の生活で使っている。

 

たとえば洗濯乾燥機が仕事を終えて中身を取り出せる状態になったとき。

今すぐやらなくてもまあできるタイミングで取り出せばよい。

そういうときに「JUST MOVE」と発して、即座に洗濯物を片付けにいく。

 

たとえば買いたいなと思ってはいるけど今買うまでもないからとりあえずカゴにも入れてない商品があったとき。

今すぐ買わなくてもまあ欲しいタイミングで買えばよい。

そういうときに「JUST MOVE」と発して、即座に買い物をする。

 

たとえば確定申告。

きっとたぶん書類は揃っててあとはやるだけなのだけどなかなか重い腰があがらない。

そういうときに「JUST MOVE」と発して、即座にe-Taxをする。

 

このように、何かしらの行動をするとき。

「今すぐ」でも「今じゃなく」でもどちらでもいいことを、今すぐやる。

とりあえず動かないよりは動いた方が良いので、速くなくてもゆっくりでもいいから一歩動く。

これを「JUST MOVE」と呼んでいた。

2023年のわたしのスローガンでもあった。

 

「JUST MOVE」が行動指針になっていた

この行動指針はとても良いもので。

確定申告においては、とりあえずJUST MOVEで申請はじめたら、実は書類が揃ってないことがわかって書類の取り寄せに動けて、間に合わせることができた。

これをほっといてギリギリにやってたら書類不備に気付くのも遅れて間に合わなかったと思う。

 

とかく、自分の人生における行動指針になっていたわけである。

このバリューがなかったころはJUST MOVEできていなかった、というわけではなく。

もともとできていたのだが、それが言語化されて、その姿勢が加速した。

そういう意味で、このバリューは人生観が言語化されていて、とても気に入っている。

 

押し付けがましい価値観

転職が決まって、エンジニア組織を作ることが決まって。

そうなるといつか必ずエンジニアバリューを作ることになるから、そのときには「JUST MOVE」をバリューのひとつにしようと決めていた。

もとより、転職活動自体もJUST MOVEだったのだが。

 

なのでこのバリューはわたしの人生における価値観のひとつであるが、それを会社のエンジニアバリューにするというのは、とても押し付けがましいことである。

これから増えゆく仲間たちにこのバリューの理解を求めるわけである。

ただ、これに共感してもらえた方が、一緒に物事を推進しやすいと思っている。

組織がある程度スケールするまでは、JUST MOVEで走り続けるわたしの真横で併走し続けてもらうことになる。

そうなると少なくともこのバリューへの理解や共感がある方が、楽に楽しく併走できる気がしている。

共感できていれば「なぜ今動いているのだろう?」という疑問を持たずに動くことにフォーカスできるので、初速が上がる。

それがチーム単位、組織単位で互いにできれば、とても楽しい組織になると思っている。

 

真の「結果重視」

この行動指針において、結果の確からしさと正しさは二の次に置いている。

動いた結果、何がどうなろうとそれは動いた結果の成果である、という考え方である。

結果が良いものであればよいし、良くなければ良くするように動けばよい。

確定申告の書類が足りなくて申請できなかった、けど書類を取り寄せれば良いとわかったので取り寄せた。

この例と同じことである、良くするように動けばよいだけである。

 

真の「結果重視」というものである。

成果重視ではなく結果重視である、どういう結果であろうと結果そのものが出ていることを重視する。

その結果を出すためのバリューが、「JUST MOVE」である。

 

動き続けろ

何もしないと何も起こらないが、何かすれば何かが起こる。

何かが起こるということは、何かが変化する。

何かが変化したのは、何かをしたからである。

何かを変化させたのは、紛れもなく自分である。

 

変化を起こせ。

観測しろ。

動き続けろ。

 

JUST MOVEには、こういった体験と思いとメッセージが込められているわけです。