Binary Diary

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「無知の知」知らないの?

どうもこたにんです。

無知の知」知らないの?

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とりあえずひと笑い。
1つ目の一発ギャグ、めっちゃお気に入りなんですよ。


オーシェイ宮本の一発ギャグ㊸【ソクラテス】

オーシェイ宮本、おもしろいなあ。。。

もとい。

無知の知」とは

かの有名なギリシャの哲学者、ソクラテスさんの考え方です。

自分だけが「自分は何も知らない」ということを自覚しており、その自覚のために他の無自覚な人々に比べて優れているのだと考えたとされる。

なんともまあ、哲学者とは。
言葉遊びが達者であります。

ソクラテスさんは哲学者としてのマウンティングのためにこの考えをもっていたのかもしれません。
が、少し見方を変えてみると、とてもいい言葉なのです。

「知らないことを知っている」と知ったかぶりをするよりも、「知らないことは知らない」と割り切ったほうが良い、ということ。

論語にも、知に関する似たような一節があります。

「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」という類似した言及がある。しかしこれらは「無知が良い」という意味ではなく、「無知であることを自覚することで、新たな学びを行うことを促進し、その結果無知を克服し成長する」ことを意味する。

まさにこれですね。
ソクラテスさんより発展的で生産的な考えに拡張されました。
「知らない」という状態は、自分の成長のチャンスだと。

知らない、ということで他者と比べて不安になる必要はないわけです。
知らない、ということは自分だけの問題。
知らない、ということを成長の機会と捉えていくことが大事なわけです。

「知」を「愛」する

知らないことを知る、それこそが哲学です。
「哲学」とは英語でphilosophyといいますね。
これは philo(愛する)sophia(知)というふたつの言葉から成り立っている言葉です。

「知を愛する」素敵だなあ。

愛をもって知ること。
それこそが、哲学。
それこそが、無知の知

知らないことを知り、成長の機会と捉える。
知を愛し、知を増やし、さらに無知のフレームを再確認する。
それを繰り返していくことで、より知を深めていくことができるんじゃないかな。


それでは聴いてください、CHOCOLATE PHILOSOPHY


CHOCOLATE PHILOSOPHY