どうもこたにんです。
無駄な時間はないと感じた期間
この1ヶ月間、自分にとってはかなり長い期間、仕事から離れていた。
理由はさておき、仕事から離れることで気付くことがあった。
生活の大部分を占めていた仕事から離れることで、生活の大部分がぽっかり空いたのである。
その隙間に何が入ったのかというと、生活を占めるイベントがなくなり、特にすることもなく日々を過ごすようになった。
私は基本的には時間があると何かをしていたい、時間に対する密度を濃く生きていたいタイプなので、これまでの自分としては何かしてないと気が済まなかった。
が、それもなく、何もしない、というのが増えた。
実際は何もしてないわけではなく、これまでと比べたら全く異なる時間の使い方をしていた。
言い換えると、「そんなことやったら時間の無駄」だと思っていたことに、遠慮なく時間を使うようになった。
この体験をしたことに、非常にありがたみを感じた期間だった。
無駄な時間はない、ということを改めて感じた。
何をしても、何もしなくても、それは自分が選んだ時間の使い方。
ルールも戦術も知らない将棋番組を眺めていても、それは無駄な時間ではなく、ルールも戦術も知らない将棋番組を眺める時間。
住んでるところと違うところに旅行に行き、観光も何もせずに部屋でゆっくりしてご飯食べて寝る、それでいい。
時間を過ごした後の自分に何を求めていたのか。
何も求めなくても、時間を過ごした、それでいい。
いま、私が過ごしたい時間を過ごせばそれで良いのである、人生。
すっかり忘れてしまっていた人生における大事にしている価値観を思い出した。