どうもこたにんです。
ニデラ自宅環境構築にかかるコストの考え方
先日整えた、ニデラ自宅環境について。
かかる費用を気にせず構築したため、今更ながらお金についてしっかりと考えなおしましょう。
ということで今回は、ニデラ自宅環境を整えることによるコストの違いをまとめます。
- 自宅からゲーセンに通ってアーケードのニデラを続ける場合(ゲーセン勢)
- 自宅環境を整えてゲーセンに通うのをやめる場合(自宅勢)
今回は上記2パターンでのコスト差を比べてみましょう。
「ランニングコスト」と「イニシャルコスト」
ゲーセン勢と自宅勢では、かかるコストの考え方が大きく違います。
それぞれを深堀りしていきます。
ゲーセン勢にかかるコスト
自宅からゲーセンに通って音ゲーをすることでかかるコストは主にこんなものです。
- 交通費
- プレイクレジット
- 飲み物代
住んでいる環境や音ゲーへの熱量などで条件は変わりますが、ざっくりと。
交通費片道150円、プレイクレジット1000円、飲み物代200円とします。
つまり、1回ゲーセンに行くと10クレはプレイして帰る人になります、かかる費用は1500円です。
ゲーセンに行く度に、費用はかさんでいきます。
月に10回ゲーセンに行き、月に100クレプレイすると仮定すると、月あたり15000円かかるわけです。
このように、継続してかかるコストのことを「ランニングコスト」と呼びます。
ゲーセン勢は、ランニングコストがかかり続けるのです。
自宅勢にかかるコスト
自宅勢はまず間違いなくかかるのは、自宅環境を構築するためのコストです。
前回の記事でかかる費用はまとめました、およそ32万円。
ただこれは最初に払ってしまえばあとは支払う必要はありません。
このように、最初に支払うだけのコストのことを「イニシャルコスト」と呼びます。
自宅でニデラをするにはINFINITASに月額およそ1,700円課金する必要があります、これはランニングコストですね。
自宅勢はイニシャルコストがかかるものの、ランニングコストは少ないです。
自宅勢はイニシャルコストをいつペイできるか
自宅勢はイニシャルコストはかかるが、ランニングコストが少ないです。
これが何を指すのかというと「ゲーセンに通うと継続して支払い続けるはずだったお金が浮き続ける」ということです。
言い換えると「初期投資した分の利益を得られるタイミングがくる」ということです。
わかりやすく言うと「ゲーセン勢が累積でかけるコストが、自宅勢がかけるコストより多くなるタイミングが訪れる」ということです。
これを「ペイする」と表現します。
では、先程の条件下の場合、自宅勢はイニシャルコストをペイできるのでしょうか。
わかりやすく、月単位でかかるコストを並べます。
自宅勢は毎月のINFINITASへの課金1,700円のみ、ゲーセン勢は試算で月あたり15,000円としました。
なのでかかる1か月あたりのランニングコストの差は「13,300円」です。
この差額で、自宅勢のイニシャルコストである32万円を割ってみます。
この結果すなわち、「24ヶ月後に、ゲーセン勢が累積でかけるコストが、自宅勢がかけるコストより大きくなる」ということです。
24ヶ月間、100クレ/月 ペースで自宅で遊び続ければお得、ということですね。
自宅勢の最大のメリットは時間的コストパフォーマンスが高いこと
自宅勢の最大のメリットは、ランニングコストの低さではありません。
時間的コストパフォーマンスがとても高いことです。
時間的コストパフォーマンスとはどういうことでしょうか。
ゲーセン勢の時間的コスト
ゲーセン勢にかかる時間的コストを考えます。
先程と同様に、1回ゲーセンに行くと10クレはプレイして帰る人と考えた場合。
- 出かける準備:30分
- ゲーセンへの往復:30分
- 10クレプレイ:120分
- 待ち時間:60分
ざっくりこんなもんです。
1クレあたり12分かかる想定なのと、2クレに1回は他の人がプレイしてるのを待つ時間が発生する想定です。
これで考えた場合、10クレプレイするには合計で240分、1クレあたり24分。
ニデラは1クレで4曲できるとすると、1曲あたり6分の時間的コストがかかります。
自宅勢の時間的コスト
自宅勢にかかる時間的コストを考えます。
- 10クレプレイ:120分
これだけです。
準備も何もないです、自宅なので。
もちろん他の人のプレイを待つ時間もないです、自宅なので。
つまり、1曲あたり3分の時間的コストがかかるのみです。
自宅勢はゲーセン勢の2倍遊べる
上記からわかることは、自宅勢の時間的コストパフォーマンスは、ゲーセン勢の2倍であるということ。
ゲーセン勢が1曲プレイしている間に、自宅勢は2曲プレイできるわけです。
同じ時間尺で考えたときに、自宅勢の方が倍の濃度でプレイできるわけです。
時間が倍ならペイ速度も2倍
ゲーセン勢は、月に15,000円かけて100クレプレイすると仮定しました。
同じ時間尺で考えたときに、自宅勢はゲーセン勢に比べて2倍遊べると言いました。
すなわち、ゲーセン勢がかける時間と同等の時間を使うと、自宅勢は月に200クレプレイすることができるわけです。しかも1,700円で。
ゲーセン勢にとって200クレプレイするには、30,000円かかります。
なので実は、1か月あたりのランニングコストの差は「28,300円」だったわけです。
この差額で改めて、自宅勢のイニシャルコストである32万円を割ってみます。
不思議ですね、たった1年でペイできちゃうわけです。
ペイまでの時間が短くなった上に、成長スピードも2倍です。
いいことしかないですね。
このコスト差を見て感じたいこと
細かいところは省きました。
例えば、ゲーセンのニデラと自宅のニデラでは厳密には遊べる曲が異なっていたり、自宅で遊ぶには楽曲パックを買わなければいけなかったり、ゲーセンではクレジット投入前後でより微弱なリードタイムがあったり、自宅では実は電気代がかかっていたり、自宅勢もゲーセンでプレイしたくなるときがあったり。
そんな細かいところは省いて、目に見える部分だけでの対比としました。
それでもなおこのコスト差を見て思うのは、お金で時間を買っている、ということ。
「時は金なり」というやつですね、いつか記事にしましたね。
お金で時間を買ったことで、その時間を利用してニデラが上手くなりますね、いいですね。
ニデラが上手くなるために時間を使うこと、そのためにお金を使ったこと、いいですね。
スキルを手に入れるということは、そういうものですね。
ニデラ自宅環境構築で失ったものは、無為に失うはずだった時間とニデラが上手いスキルが手に入っていない未来です。
未来を買った、いいですね。
みなさんも買っていきましょう、未来。